「ウチ、断捨離しました」2024年9月3日放送分の内容と感想

どみ子
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はじめに

今回は2024年9月3日に放送された『ウチ、断捨離しました』第227回「超貧乏性アラフォー&1000万円節約町工場の挑戦」の内容と私の感想をお届けします。

今回の放送は2本立て。

1つ目は「わずかな可能性」を理由に物を捨てられないアラフォー女性の奮闘記。2つ目は、町工場の断捨離に取り組む経営者と従業員の挑戦です。いずれも断捨離の力で生まれる新しい可能性について考えさせられる内容でした。

1本目:わずかな可能性の為に物を溜め込んだ部屋 – こいでまほさんのケース

1本目の主人公は、東京都新宿区に住むお笑い芸人「こいでまほ」さん。彼女の1ルームは13畳の広さがありますが、ベッドや机の上に大量の物が溢れ、散らかり放題。ものまねの練習や仕事の準備のために散らかることが日常化し、「片付けてもすぐに元通り」という状態が続いていました。

彼女はかつてマッチングアプリで知り合った男性に「部屋が汚い」という理由で振られ、ショックを受けた過去があります。部屋をきれいにしたいという思いはあるものの、なかなか実行に移せないまほさん。

やましたさんが訪問し、彼女の断捨離がスタートします。

取り除けない物への執着

やましたさんはまず、「必要」「必要でない」「迷う」に物を分類する方法を提案。

しかし、まほさんはアイラインがほとんど使い切られているのに「2mm残っているから勿体ない」と言い、手放すことに抵抗を見せました。

これを見たやましたさんは、「勿体無いのは、この空間をこんな状態にしていること」と強く指摘。ようやくまほさんはその場でアイラインを使い切り、次に進みます。

やましたさんが「どうしてそこまで固着するのかわかる?」と問いかけると、まほさんは明確な答えを持ちませんでした。

やましたさんは、「捨てたら今度は買えなくなるという不安があるんだよ。自分の力を信じていないから」と指摘。

まほさんの恐れはこれまでの歩みにあるかもしれません。

子どもの頃からお笑い芸人を目指し、コンビを組むも売れっ子にはならずに解散。

ものまねで注目されてから、仕事はそこそこありますが、芸能界なので先行きは不透明。アラフォーになって婚活に挑んだものの、中途半端になっている状態。

やましたさんに背中を押され、まほさんは自分の中にある恐れに気づき、少しずつ未練を断ち切っていきます。

過去の栄光と記念品の断捨離

まほさんの部屋には、テレビ出演時の記念品がたくさん残されていました。

記念品を手放すことに抵抗したまほさん。

しかし、やましたさんは「記念品は証拠品ではない。過去に執着するより、未来に目を向けて」と語りかけます。

まほさんはその言葉に納得し、少しずつ過去の栄光や思い出の品を手放していく決意を固めました。

やましたさんの一言が印象的でした。

小さな可能性にしがみつくことで、99%の大きな可能性を失っている」。

この言葉は、物への執着が人生の新たな展開を阻むことを示しています。

まほさんも、それを理解し、断捨離を進めていく過程で、心が軽くなるのを感じていました。


新たな可能性を呼び込む部屋に

断捨離開始から10日後、まほさんの部屋はすっかり変わっていました。

フィギュアや本、CDなど200点近くを売りに出し、部屋はすっきり。

衣装の断捨離も進み、これまで残していた「2%の可能性」を見直すことができたと話します。

彼女は捨てることに慣れてきて、どんどん断捨離力が研ぎ澄まされていきました。

断捨離から1ヶ月後、まほさんは心もすっきりし、元彼とも「会うのをやめよう」と決断。

2年間続いた曖昧な関係を断捨離することで、新たなスタートを切りました。

かつてはベッドでゴロゴロしてやる気が出なかったものが、今では机の上でしっかりとネタを考える時間に変わったのです。

2本目:断捨離に挑む町工場 – 三森製作所のケース

2本目の舞台は、栃木県にある三森製作所。

自動車、航空機、医療機器の金属部品を製造するこの工場では、社長と経理を担当する妹が中心となり、断捨離を進めてきました。

2年前から鈴木トレーナーの指導を受け、工場内の道具や作業台の整理整頓に取り組んできたそうです。

断捨離で経営難を脱却

三森製作所は、祖父の代から50年続く工場。かつては経営難に陥り、廃業の危機に直面していましたが、兄弟の力で再建を果たしました。しかし、新しい機器や工具を増やしすぎたことで経費がかさみ、利益が出にくい状況が続いていました。

そこで断捨離を導入。

使わなくなった工具や材料を処分し、共有できるものは共有することで、工具費は月に150万円から半額に削減されました。

工具を共有できる棚を設置したことで、経費削減と作業ミスが減り失敗作の赤字部分も減ったとのこと。

作業台の整理によって作業効率も向上し、経費節減に成功。結果、売上も上がり、経営状況が改善しました。

断捨離による新たなサイクル

やましたさんが訪問し、断捨離に後ろ向きな社員に対して、断捨離レッスン。

そして、エントランス周りを断捨離。

現状のエントランスは、インダストリアル調の黒フレームにガラス張りのエントランス。そこにはたくさんの観葉植物が飾られていました。

ガラス張りのエントランスの隣には、ねこちゃんたちの家や掃除用具が置かれていました。やましたさんはそこに注目。掃除道具は裏(お客様に見えない場所)に置いておく物だから移動しましょう。と、早速ねこちゃん達の家や、掃除用具を移動。

エントランスにある観葉植物が多いので、ジャングル化している。

お客様を迎える空間として、もう少し間引きしようということに。

経理のゆうなさんは多すぎると思う植物を外に出していきます。そして、観葉植物の数を減らし、背の高い観葉植物は後ろへ、背の低い観葉植物は前へ。

断捨離の結果、ジャングル化していたエントランスは、ゆとりのあるウェルカム空間に生まれ変わりました。

断捨離によって工場内のスペースが広がり、作業効率が向上したことで、新たな仕事への挑戦が可能になりました。

空間が整理されると、新しいアイデアが生まれ、会社全体に良い循環が生まれたのです。

これは家庭でも同様で、物を整理することで生活全体が効率的になり、新たなチャンスを引き寄せるきっかけになると感じました。

終わりに

今回の放送を通じて、断捨離が個人の生活や企業の経営にも大きな影響を与えることを改めて実感。

まほさんの「小さな可能性にしがみつく」姿勢が、大きな可能性を見逃す原因になっていたことは、私たちの日常生活にも当てはまるかもしれません。

また、三森製作所のように、空間を整理することで新たな可能性を呼び込む力を持つことができると感じました。

断捨離は単に物を減らすだけでなく、未来への扉を開く手段でもあるのです。

物を手放すことで得られる自由と、そこに広がる可能性を改めて考えさせられた今回の『ウチ、断捨離しました』。

私自身も、もう少し積極的に断捨離を進めてみようと思います。

もし、今あなたが物を手放すことに躊躇しているなら、自分を責めないでください。

私も同じように、なかなか踏み出せない時期がありました。(今も定期的に断捨離しています)物には思い出や感情が絡んでいることが多く、捨てるのは簡単なことではありません。

それでも、自分が本当に大切にしたいものを見つけるためには、時に厳しい選択が必要。

一度に全部やろうとせず、まずは小さな一歩から始めてみてください。引き出し一つでも、明日はその隣でも構いません。少しずつ手放していくことで、心の中も少しずつ軽くなっていくはず。

そして、自分のペースで進めることを大切にしてください。他人と比べる必要はありません。重要なのは、あなた自身が心地よく感じる生活を築くことです。私もまだ道半ばですが、一緒に少しずつ進んでいきましょう。

本日も最後まで読んで下さってありがとうございました。

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ABOUT ME
どみ子
どみ子
40代 ワーママ
40代でリノベした1児のワーママ 片付けが苦手→断捨離が好きなシンプリスト 「中道の精神」を意識し精進中
<保有資格> ・整理収納アドバイザー1級 ・宅地建物取引士

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