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『ウチ、断捨離しました』第265回 〜自慢の娘と“悪夢の確執”断ち切れ!執着コレクション〜内容と感想

どみ
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今回は2025年6月17日にBS朝日で放送された第265回『ウチ、断捨離しました』は、「自慢の娘と“悪夢の確執”断ち切れ!執着コレクション」というサブタイトルです。

還暦を目前に控えた57歳のあきさんのお話です。娘さんへの深い愛情ゆえの「執着」と、それが生んだ親子のわだかまりに、断捨離を通して向き合ったA子さんの奮闘と、その先に見つけた新たな光を、番組内容のダイジェストと共にお届けします。

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物語の主人公 あきさん(57歳)

今回の相談者あきさんは、旅行の計画や文章を書くことが趣味の57歳。夫のまささん(60歳)と二人で3LDKのお宅に暮らしています。3年前に結婚して家を出た娘さん(32歳)がいらっしゃいます。

あきさんのご自宅は、2年前から少しずつリフォームを進めており、全体的にスッキリと片付いていました。

実は5年前からご自身でも断捨離を少しずつ進め、衣類もベッド下の収納に収まるまで減らすなど、収納上手な一面も。

キッチンもやましたひでこさん流に断捨離され、何がどこにあるか一目でわかるほど整理整頓されていました。

一見、何の問題もないように見えるお宅ですが、あきさんには長年抱えてきたある悩みが……。


娘への「執着」が隠された秘密の場所

あきさんの心のモヤモヤは、なんとキッチンの床下収納に隠されていました。

そこには、結婚して家を出た娘さんの勉強ノートやファイルがぎっしりと詰め込まれていたのです。

あきさんは、娘さんが幼い頃から「この子のやってきた奇跡を残しておきたい」という強い思いで、これらの品々を保管していました。

なぜ、そこまで娘さんのものに執着していたのでしょうか?

あきさん自身は看護師として働きながらも、作家になる夢を諦めきれずに生きてきたと言います。

しかし、自分の人生が「輝いていなかった」という思いが強く、「娘には自分と同じ思いをさせたくない」という気持ちが非常に大きかったと打ち明けます。

小学校受験で名門校に合格し、海外の有名大学まで進学したという、まさに自慢の娘さん。

あきさんは、そんな娘さんの子育てエッセイを自費出版するほどでした。

看護師の仕事で貯めた200万円を費やしてまで本にしたのは、「自分の人生で一番成功したのが、娘の子育てだった」という思いがあったからだそう。

しかし、娘さんの反応は「カオス」と一言。不機嫌そうな態度を見せ、本を出版した頃から、母娘の関係は徐々にぎくしゃくし始めます。3年前に結婚してからは、実家に顔を出すこともめっきり減ってしまったとのこと。

夫のまささんも、「作家になりたい夢を(娘を通じて)叶えようとしたのではないか」「自分の気持ちの中でふっきれないだけ」と、妻の複雑な胸中を察していました。この長年の心のモヤモヤを取り払うため、あきさんは「ウチ、断捨離しました!」に応募したのです。


やましたひでこさん登場!親子関係の深層が明らかに

「リフォーム中なのに、よく片付いている」とやましたさんに感心されたあきさんでしたが、すぐに「娘と確執があるから、あまり家に帰ってこない」と核心の悩みを打ち明けます。

そして、娘さんの勉強ノートが詰まった床下収納を披露しました。

やましたさんは、A子さんの話を聞きながら、衝撃的な言葉を投げかけます。

「無意識に、娘さんを自分の道具にした」

「こんなに評価の高い子どもを育てた私」という自己評価に、娘さんを利用してすり替えていた。

その証拠品こそが、これらのノートなのだと指摘します。

そして、あきさんの自己実現欲求が娘さんへの過度な期待となり、それが娘さんの抵抗につながっていると分析しました。

さらに、自費出版した子育てエッセイ本について報告すると、やましたさんはこう続けます。

「これ自体も娘さんを通した自己実現。だから、娘さんにしたらすごくツライと思うよ」

この言葉に、あきさんは深く考え込みます。

やましたさんは、リフォーム中のこの機会に「娘のことは卒業しよう」と提案します。

リフォームが「あきさんとまささん、二人の空間づくり」という目的があるならば、それに合うものだけを残し、合わないものは手放すべきだと。

自費出版の本が必要かそうでないかを問われたA子さんは、「必要じゃないと思うんです」と答えることができました。

そして、やましたさんは意外な提案をします。

「今までは娘さんを通した自己実現の証拠品だったけれど、今度は娘さんにお詫びをするための強力なツールになる」

それは、娘さんの勉強ノートや自費出版の本の整理を、娘さん本人と一緒にやることでした。

親子の断捨離を通して、長年のわだかまりに決着をつけるべきだというやましたさんの言葉に、あきさんの心は揺れ動きます。


「今を楽しむ空間づくり」へ・・・あきさんの断捨離と変化

やましたさんとの断捨離は、「今を楽しむ空間づくり」をテーマにスタートしました。まずは食器棚から。

A子さんは「必要・不必要」という視点ではなく、「好きかどうか?」という五感に問いかける方法で食器を厳選していきます。

「食器は並べるのではなく、飾る」というやましたさんのアドバイスにより、断捨離前はただ並んでいた食器棚が、まるでお店のディスプレイのように美しく変身しました。

次に棚の断捨離。あきさんは「これはいらないよね?」と、つい確認してしまう癖がありました。

物を選ぶ時ですら自分で判断できないあきさんの姿を見て、やましたさんは「やりたいことは沢山あったけれど、自分では決められない。踏み出せない。そんな人生だったのかもしれませんね」と語りかけます。

長年抱えてきた「やりたかったこと」の証である自己実現ノートは、無理に手放さず、「いつか笑い飛ばせるようになろう」という思いを込めて残すことにしました。

1日目の断捨離はここで終了。

翌日、あきさんの自宅には不用品を引き取る業者が訪問。

棚やキッチンカウンター、イス、食器棚などが引き取られ、A子さんは「ものがないっていい!すごくスッキリしている」と喜びを口にします。

そして、最も手放すのが難しかった子育てエッセイ本に着手。

出版当初は知人に配り歩いたものの、200万円もの出版費用が頭をよぎり、なかなか手放せなかった本たちを、買取本の段ボール箱に次々と詰めていきます。

あきさんは「だんだん、思いが少しずつ減ってきた。呪いが解けてきた感じ」と笑顔で話しました。

しかし、そんな妻の姿を冷静に見つめていた夫のまささんは、「(あきさんは)娘のためと思っているかもしれないけど、娘は『面倒くさい、今考えなくてもいい。置いといてくれればいい』と思っているだろう」と、娘さんの本音を代弁します。

実は、あきさんはLINEで娘さんに「処分してもらいたくないものだけでもなんとか選んでもらいたいですがどうでしょうか?」と確認していました。

しかし、娘さんからは「なら、もう全て処分してください」という、まさかの返信。

娘さんはあきさんと深く関わることを避けているようでした。

まささんは、「(あきさんは)自分の考えを押し付けるようなところがあるから、母娘はぶつかるんだと思う」と、母娘関係の複雑さを語ります。

さらに、あきさんは過去の「新たな人生に踏み出そうとしたあがき」を見つけます。

看護師をしながら、さまざまな資格を取得した40代の自分。

数多くの資格証が出てきましたが、資格取得したものの、その先の行動へは踏み出せずにいました。

この焦る気持ちが、知らず知らずのうちに娘さんを縛り付ける方向に向かったのではないか、とあきさんは考えるようになります。

「娘は私と一緒じゃいけないという思いがあったんだろうと思います」と、娘の心を深く理解しようとするあきさん。

「重要なことでの決定権をあきさんが握っていたようなイメージ。それが、本人の心に傷を作っていったんだと思う」と、母娘の間の溝を理解しようと努めていました。


そして訪れる変化・・・娘との再会、そして「和み」の空間へ

断捨離開始から1ヶ月。ついに娘さんが、自分のものを断捨離するために実家へ帰ってくることになったのです。

あきさんが大事にしまっていたノート類などは全て娘さんの部屋へ移動され、娘さん自身に判断してもらうことになりました。

まささんの誕生日のお祝いに外食した後、実家に寄った娘さんは、黙々と自分の荷物を厳選していきます。

結果、A子さんが溜め込んでいたノートの半分ほどを処分。

手放すものより残すものが多かった娘さんの様子。きっと「これからもよろしく」っていうことかもしれません。

断捨離開始から1ヶ月半後。

あきさん宅のダイニングは、カウンターがなくなり、テーブルになったことで開放感が生まれました

そして、かつての「執着の象徴」だった自費出版の本は、たった10冊を残すだけに。

あきさんはそのことを娘さんに話し、長年のお詫びを伝えました。すると、娘さんは笑っていたそう。もしかしたら、気にしていたのはA子さんの方で、娘さんはすでに許していたのかもしれません。

天塩にかけて大事に育てた娘さんが、A子さんの愛情に感謝していないわけがありません。

娘さんは「また見に来る」と自分から言ってくれたそうで、あきさんは本当に嬉しそうでした。

これで長年のわだかまりが、少しずつ消えていくことを願っていました。

エンディングでやましたさんは、あきさんの断捨離は「自分をいかに他者に評価されるか」という基準が強かったのかもしれないと語ります。

そして、「断捨離を通じて、自分が望んでいるものは何なんだろうと試行錯誤する断捨離だったかもしれない」と。

人はステージによって求めるものが変わる。今のあきさんが求めているのは、夫のまささんとの「和んだ暮らし」だと指摘します。

その和みの中から、自分の発揮できる何かを拾い、くつろいだ時にふと湧き上がる感情を大切にする。まさに「自空間作りに着手した」のだと、やましたさんは締めくくりました。

手の込んだ料理を、お気に入りの食器で楽しむ暮らしを手に入れたあきさんは、「何事も綺麗に丁寧にすれば人生もよくなるかな」と穏やかな笑顔を見せます。

そんなあきさんを見て、夫のまささんも「自分が楽しくやれたのが一番良かったと思う」と、温かい言葉をかけました。


【学びのまとめ】断捨離が教えてくれたこと

今回のあきさんの断捨離の物語から、私たちはいくつかの大切な学びを得ることができます。

「モノ」の裏に隠された「ココロ」を見る

あきさんの事例は、単にモノを捨てること以上の意味を示していました。娘さんの勉強ノートや自費出版の本は、あきさん自身の「自己実現」への強い思いや、娘への過度な期待、そして親子のすれ違いという「心の状態」を映し出す鏡だったのです。断捨離は、単なる片付けではなく、モノを通して自分の心と向き合う作業なのだと改めて感じさせられました。

執着を手放す勇気と許し

長年の執着を手放すことは、決して簡単なことではありません。しかし、あきさんが勇気を出して娘さんと向き合い、モノを整理したことで、「呪いが解けてきた」と表現するほどの心の変化が生まれました。

時には、手放すことが、自分自身を解放し、相手との関係を修復するきっかけになることを教えてくれます。

「今、ここ」の自分を大切にする

やましたさんがあきさんに提案した「今を楽しむ空間づくり」というテーマは、過去の執着や未来への不安から解放され、「今」の自分と向き合うことの大切さを教えてくれます。リフォームを機に、夫婦二人の「和み」を追求した空間は、A子さんがこれからの人生を心地よく生きるための基盤となるでしょう。

人生のステージと共に変わる「求めるもの」

やましたさんのエンディングの言葉が示すように、人生のステージが変われば、人が求めるものも変化します。

あきさんは、かつて娘を通して自己実現を追い求めていましたが、今度は夫との穏やかな暮らし、そして自分自身の内側から湧き上がる感情を大切にする「自空間作り」へとシフトしました。断捨離は、その時々の自分に必要なものを見極め、新たなステージへ進むための手助けをしてくれるのです。

優しい旦那さんに見守られながら、迷い続けながらも自分の居心地良い居場所作りに励んだあきさん。

自分を見つめ直し、次へ進むことができて本当によかったなと思います。

断捨離は、悩める時こそ、たとえ面倒に感じても真剣に取り組むことで、きっと新たな道が開けるのだと、この番組を通じて改めて感じることができました。

あなたの心の中にも、もし手放せずにいる「モノ」や「思い」があるなら、断捨離を試してみてはいかがでしょうか。

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