「ウチ、断捨離しました」2024年8月27日放送分の内容と感想 インスタもあり。

どみ子

今回は8月27日に放送された『うち断捨離しました』226回「空間にも 心にも余裕を!がんばりすぎる妻 自由への断捨離」の内容と私の感想をお届けします。

家族のために苦手な家事を完璧にこなそうとするさきこさん。見た目はきれいでも、心の中に重荷を溜め込んでいます。人目に触れない空間に物が溢れ、さきこさんの悩みを断捨離で解決していきます。

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がんばり妻 怒涛の鎌倉ライフ

今回の主人公は神奈川県鎌倉市に住むさきこさん(39歳)夫と子供たちの6人家族です。

朝のルーチン

6時半から朝ごはんの準備を始め、手を抜かずおしゃれなサンドイッチを用意。

お弁当のおかずも別に作り、小3次男、小5長女、中2長男を送り出し、洗濯をこなします。3歳の次女を保育園に送り、ようやく朝食をとります。その後、自宅での仕事に取り掛かります。

仕事とスケジュール管理

ヨーロッパのヴィンテージ食器を販売するWEBショップを7年前から運営しており、午後からは子どもたちの習い事や勉強、食事の準備などをこなします。冷蔵庫には1週間のスケジュールが印刷されており、30分刻みで家事などの予定が書かれています。

家の特徴と問題点

1軒家の4LDKで、2階にはおしゃれなダイニングやライブラリーがあり、家族が快適に過ごせる空間が整っています。しかし、1階の和室が洗濯物で散らかっており、さきこさんは家事が苦手で、この和室の洗濯物をなんとかしたいと悩んでいます。

やましたさんの訪問とアドバイス

家の状態と問題点の確認

各部屋を案内するさきこさんに対し、やましたさんは家の状態を確認。炊飯器のシールを外すだけでスタイリッシュに見えることに触れ、視界に入っていない部分が多いことを指摘します。キッチンのストック棚には物がびっしり詰まっており、さきこさんは見えないところに物を隠す傾向があることがわかります。

スケジュールと自己期待の問題

やましたさんはさきこさんのスケジュールシートを見て、時間に物事を詰め込みすぎていると指摘。全てを自分でやらなければならないという思い込みが、さきこさんを苦しめていると説明します。家事は子どもたちにも任せるべきであり、その力も育てる意味があると話します。さきこさんは泣き出してしまします。

追い込む「自分」を断捨離

洗濯物の断捨離

さきこさんは家族と協力して洗濯物を整理。

やましたさんと一緒にまずは洗面台横の収納棚で断捨離の練習をします。

物を全て和室に運び出し、要る物と要らない物を仕分け、不要な箱や袋を捨てることで在庫を把握しやすくします。さきこさんは徐々に自分本位で不要な物を取り除き、家族と協力して美しい棚を作り上げます。

がんばる裏に誰かの期待


クローゼットの断捨離と家族のサポート

さきこさんはご主人と一緒に寝室のクローゼットを断捨離。ご主人の思い切りの良さに触発され、クローゼットに余裕を持たせることができました。ご主人の言葉により、さきこさんは自分の期待に縛られていたことに気づきます。

誰かの期待より大切なもの

さきこさんが抱えていた心の重荷

さきこさんがライブラリーの本を断捨離する際、彼女は大きな気づきを得ます。
そこに並んでいた本の多くは、彼女自身のためというより、お母さんの期待に応えるために集めたものでした。

さきこさんは幼い頃から、母親の期待に応えることが自分の役割であり、それが自分の存在価値を証明する手段だと信じてきました。

期待に応えることになったきっかけがあります。
それは、さきこさんのお母さんは、彼女が小学校受験をする際、厳しく教育に力を入れていました。移動中も試験問題に取り組むように言われ、不合格が続く中、「こんなにやったのに」と祖母の前で泣く母親の姿を見て、さきこさんは「もっと頑張らなければ」と焦りを感じました。そこで奮起し、有名校に合格したことで、母親の期待に応えたという成功体験が、彼女の心に強く刻まれました。

その経験が、さきこさんの生き方のベースになり、自分の意思よりも他人の期待を優先することが当たり前になっていたのです。彼女が選んだ高校や大学も、母親の希望によるものでした。そして、結婚後も「良い妻でなければ」「完璧な母でいなければ」と、自分を追い込むようになり、家事や育児、仕事においても「もっと頑張らなければ」と常に自分にプレッシャーをかけ続けていました。

ライブラリーに並んでいた本は、まさにその象徴でした。教育関連の本や自己啓発書は、母親の期待に応えようとした過去の自分の努力の跡でしたが、それが彼女自身を縛り付け、苦しめていたことに気づいたのです。

さきこさんは断捨離を通じて、「自分がやりたいこと」「自分が本当に大切にしたいこと」を見つめ直すきっかけを得ました。母親の期待に応えるために生きるのではなく、自分自身の心に従って行動することの大切さを実感した瞬間でした。

その気づきは、彼女が「もっと、もっと頑張らなければ」と自分を追い詰めていた原因を理解し、それを手放すきっかけになったのです。さきこさんは、家族や周りの期待ではなく、自分自身の価値観に基づいて生きることを選びました。

ライブラリーの本の整理

スケジュール通りに動くさきこさんは、ライブラリーの本を整理。母の期待に応えるために集めた本を処分し、子どもたちにスペースを譲ります。子どもたちが好きな物を飾り、ゆとりと遊び心のある本棚が生まれました。

家庭での変化

ある日の夕方。次男が剣道の準備に遅れて父親から叱咤された際、さきこさんは息子の気持ちに寄り添い、自己表現を促します。断捨離を通じて、さきこさんのマインドも変わったようでした。

断捨離で生まれた心の余白

最後の断捨離は納戸でした。 納戸に積まれた物を整理し、大量の服を捨て、必要なものだけを残します。断捨離開始1ヶ月後に訪問すると、ゲストルームは広々とした和室に生まれ変わり、子ども部屋の棚にも余裕が生まれました。物が減り、自由な時間が増えたことに気づきます。

エンディング

さきこさんは他者の期待に応えようとし、自分を責める環境を作っていました。

スケジュールをきっちり作っていたことで、自分にがっかりしていましたが、断捨離を通じて空間と心のゆとりを取り戻しました。やましたさんは、空間、時間、心のゆとりは一つであること、また、自分に対する期待を適切に持つことの大切さも伝えていました。

「うち断捨離しました」私の感想


さきこさんが家族に協力を求め、自分一人で抱え込まないことで、時間、空間、そして心にもゆとりが生まれたのは、本当に素晴らしいことだと思います。断捨離を通じて初めて、自分がどれほど心に負担を抱えていたかに気付けたことが、彼女にとって大きな転機となり良かったなと。

それから、次男が剣道の準備に遅れて父親から叱咤される事件。

さきこさんは、夕飯の準備をおいて次男に寄り添い、次男のペースで考える時間を与えたり、強制せずに自主性を尊重するアプローチは、子どもたちの自己表現や自信を育むために大切だなと子育ての勉強にもなりました。その姿勢が、家庭内の関係をより良いものにしているのが伝わってきました。

ついつい、仕事帰りに焦って夕飯の支度をしている私の場合、「お父さんに謝ってきなさい」とかその場しのぎの言葉を放ってしまいそうで、さきこさんの行動にはっとさせられました。

『ウチ、断捨離しました』に登場される方々は、最初は目の前の片づけの問題に悩んでいますが、やましたさんの訪問とヒアリングを通じて、本当の悩みに気付かされます。その上で、それを踏まえたアプローチが断捨離で行われるというのが、本当に素晴らしいと思います。

特にいつも感服なのは、やましたさんが断捨離のサポートを全て行うのではなく、まるで初めて補助輪なしで自転車を乗る時にサポートするように、最初だけ手伝い、その後は応募者自身が断捨離と向き合い、自分で気付くきっかけを作ることです。この手法は、視聴者にも深い印象を与えると同時に、断捨離の本質を伝えていると思います。

「空間」「時間」「心」のゆとりは実は一つだということは、普段の生活の中で忘れがちなものですが、今回の放送を通じて改めて再確認できました。

さきこさんが努力家であり、家族のことを本当に大切に思っているからこそ、家族全員が仲良しであることが伝わってきました。今回は、幸せな気持ちになれた素敵な回でした。

最後まで、読んで下さってありがとうございました。それでは、また〜!

ちなみに。。。センスの良いさきこさんのインテリアにうっとり。素敵な家だからWEBショップの素敵なんだろうと下世話ですがついつい検索しちゃいました。

そしたら、なんとさきこさんのインスタを発見!かわいい食器がたくさんありましたよ。気になる方は是非↓

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ABOUT ME
どみ子
どみ子
40代 ワーママ
40代でリノベした1児のワーママ 片付けが苦手→断捨離が好きなシンプリスト 「中道の精神」を意識し精進中
<保有資格> ・整理収納アドバイザー1級 ・宅地建物取引士

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