喘息の時に使う吸入器の捨て方
モノを捨てたくても捨て方がわからなくて、そのまま放置。
そんなこともあるのではないでしょうか?
モノの捨て方がわからず、捨てられずにずっと保管している方は少なくありません。
捨て方がわからないモノシリーズとして、今回は喘息で使う吸入器の捨て方についてお伝えします。
お時間ない方は、目次にある「まとめ」の項目をチェックしてみて下さいね
喘息の時に使う吸入器の種類
喘息で使う吸入器に大きくわけて3種類があります。
加圧噴霧式定量吸入器というのが、喘息にあまりならない方でも見たことがあるタイプの吸入器になります。押すと「プシュッ」と音がします。これはガス缶(エアゾール缶)になります。
その他はガス缶ではないタイプの吸入器になります。
つまり、吸入器の捨てる方法はガス缶タイプの燃えないゴミタイプと、プラスチック製で作られている燃えるゴミタイプにわかれます(後ほど説明)
但し、自治体によっては細かく分類している地域もあるので、そのような地域にお住まいの方は自治体で確認して頂くことをおすすめします。
喘息の時に使う吸入器(加圧噴霧式定量吸入器)の捨て方
ガス缶(正式にはエアゾール缶)タイプの喘息の吸入器はエタンノールが添加されていない為、吸入時に咳き込みが少ないといわれているタイプのものになります。
フルタイドエアー、キュバール、オルベスコなど
こちらは補助具部分はプラスチックにガス缶を差し込んで使用するので、プラスチック部分とガス缶部分が別れています。
よって、ガス缶部分は燃えないゴミとして捨てます。
プラスチック部分は燃えるゴミ、地域によっては一部のプラスチック100%製品のみはプラスチック回収分別している場合もありますので自治体のホームページなどで確認されてみて下さい。
喘息の時に使う吸入器(ドライパウダー定量吸入器)の捨て方
喘息で使う吸入器の種類で、ドライパウダー定量吸入器タイプはガスが入っていません。
アズマネックス、ディスカス、タービュへイラー、ディスクヘラーなど。
製品はプラスチックと一部金属(アルミ)部分があります。
製薬会社のホームページを確認すると、分解せずに廃棄するようにと記されています。
この場合、吸入器の大部分がプラスチックな為、捨て方としては燃えるごみ(可燃ごみ)になります。
喘息の時に使う吸入器(ソフトミスト定量吸入器)の捨て方
喘息で使う吸入器の種類で、ソフトミスト定量吸入器タイプもガスが入っていません。
レスピマット
製品はプラスチックと一部金属(アルミ)部分があります。
こちらも、製薬会社のホームページを確認すると、分解せずに廃棄するようにと記されています。
この場合、吸入器の大部分がプラスチックな為、捨て方としては燃えるごみ(可燃ごみ)になります。
どうしても捨て方がわからない場合
「廃棄方法がわからない」「調べたけどよくわからない」など場合、処方してもらった薬局や病院で引き取ってもらえる場合もあります。
処方してもらう際に薬剤師さんに廃棄方法について確認してみましょう。
定期的に処方してもらう場合は、薬を処方してもらう際に、使い切った吸入器を持参し、引き取ってもらえるとかなりラクです。
まとめ
吸入器の分別は大きく分けて2種類。
ガス缶(エアゾール缶)タイプは、ガスを使い切ってから燃えないごみとして捨てます。
ガス缶を噴霧する為の補助部はプラスチック製の為、燃えるごみ(可燃ごみ)として捨てます。
その他の吸入器は、プラスチックと金属部分が分解できない仕様になっている為、燃えるごみ(可燃ごみ)として捨てます。
どうしても捨て方がわからない場合は、処方された薬局へ廃棄方法を問い合わせましょう。
*ゴミの分別が細かい自治体の場合は、自治体のホームページにて確認要
最後までご覧いただきありがとうございました。それでは、また!