「ウチ、断捨離しました!」2023年6月13日放送分の内容と感想
今回は2023年6月13日(火)放送分、第167回「離婚ママの正念場!工作大好き息子と、主導権争い」についての内容と感想と学びになります。
子供の片付けで悩まれている方にはおすすめの回になります。
離婚して1年目のシングルマザーゆきこさんと元気の塊である7歳・5歳男児の3人暮らしの家庭。ママは断捨離ができるけど、子どもたちが自分の絵本や工作物が片付けられなくて困っていると番組にSOS。子どもたちの自主性を尊重し、無理やり片付けたくないというのがママの方針。元気の塊長男くんとの子供スペース断捨離の格闘が描かれています。
ママのひらめきによって難攻不落の子供部屋が長男のやる気を引き出し断捨離が加速。瞬く間にスッキリとした子供部屋へ。さらに以前よりもママに対して優しくなった長男くんなのでした。ママの創意工夫と忍耐力が素晴らしかった回になります。
番組をご覧になっていない方や、じっくり内容を知りたいという方は内容・あらすじからご覧下さいね!
「ウチ、断捨離しました!」2023年6月13日第168回放送分の内容・あらすじ
家族構成・相談内容と現状確認
今回の舞台は東京郊外に住む3人家族。
2022年にご主人と離婚され、現在はシングルマザーのゆきこさん。
ゆきこさんはシンプルなお洋服を身にまとい見るからに優しそうな雰囲気のママ。
栃木県出身のゆきこさんは大学卒業後に、東京の会社に就職。
26歳で結婚し、二人の子を授かり、会社の育休を活用しながら共働きで子供たちを育ててきました。
しかし、別れたご主人とは仕事ですれ違いが続き、別の道を歩むことになったそう。
離婚して子供を引き取り、2DKの賃貸アパートに暮らしています。
会社の理解もあり、現在は在宅ワーク。昼間はパソコン張り付き事務の仕事をしています。
仕事に集中できるのは子供たちが帰ってくるまでの間だけ。
子供たちが帰宅後はごはん、お風呂、宿題、就寝、とバタバタと忙しい状態。
その為、どうしても片付いていない部屋にイライラしてしまうとか。
<6畳和室の子供部屋>
長男が毎日作る工作の作品が溜まりに溜まって足の踏み場がない状態。
片付けようとすると、長男のたけるくんに怒られるので片付けられない。
ゴチャゴチャしているからイライラしてストレスが溜まる。
<寝室>
引越してきた時のままの状態で、鯉のぼりや五月人形の箱がそのまま。スペースがないので、スペースを確保し収納したい。そして、節句飾りは毎年出したい。
現状把握の為に番組スタッフがお宅訪問。まずはダイニングキッチン。
こちらは片付いていて、カラーボックスを2個横並びにし、子供達が自分で支度ができるような仕様に。コンパクトながら、工夫されていてスッキリと動きやすい状態になっているように見えました。
次は問題の子供部屋。
確かに、牛乳パックやティッシュ・ヨーグルトの空箱を使って、色々な工作物が積み上げられていました。すぐに工作できるように厚紙などで作られたパーツもあります。
ゆきこさんからするとゴミに見えるようなモノもたけるくんにとっては大事なパーツ。
片付けたいのに片付けられないそう。
6畳の和室には観音開きの押入れ収納がありました。通常の押入れの半分のスペースです。
下段には工作の作品やおもちゃが収納されており、上段は秘密基地になっていて、スペースがあります。
この空きスペースを有効につかいところですが、ゆきこさんは言います。
「引っ越す時に、秘密部屋(押入れスペース)があって楽しいよ」と言ったので、子供の為のスペースとして割り切っているようです。
次に子供部屋隣の寝室へ。
他に収納スペースがないか確認すると、隣の6畳の寝室にクローゼット。
けれども、クローゼットのドアが開いた状態の前にキングサイズのベッドが置かれていました。
クローゼットは和室同様、通常サイズのクローゼットの半分位かそれよりもう少し小さい位の横幅で、観音開きになっています。
引越し当初は窓側にベッドを置いていたそうですが、寒くてクローゼットの前に移動したそう。
ベッドの前には棚とその隣には衣装ケースが並べてありました。
衣装ケースの前には問題の鯉のぼりや五月人形が入った段ボール箱が積み上げられていた状態。寝室は既にあるモノでスペースが占められており、ギチギチな状態。
余計なモノはなさそうで、きちんと収納されている状態ですが、6畳の部屋にキングサイズのベッドが置かれているので窮屈な感じに見えます。
元気すぎる子供たちの登場
一通りお部屋の確認をしたところで、お子さんたちにテレビの撮影があることは伝えているか確認すると、「伝えていない」とのこと。
そして撮影中に、ゆきこさんが次男のひかる君をお迎えに行くので、留守番をしてほしいと撮影スタッフは頼まれます。時間は10分程とのことだったので引き受けることに。
ゆきこさんと入れ違いで長男のたける君が帰宅。きちんと挨拶ができ、人懐っこいかわいい男の子です。しつけが行き届いている感じがします。
テレビ撮影だと言うと、「すごい」と喜んで受けて入れてもらえた様子。
早速、自分の工作作品を撮影スタッフに紹介。
作品を丁寧に紹介しているところへ、次男のひかる君が帰宅。はにかんだ笑顔がとってもかわいいひかる君。
たける君の指示のもと、秘密部屋の説明をひかるくんがします。
おしゃべりが止まらない二人は、片付けの番組だと言うと、撮影の準備まで手伝ってくれることに。
どこから撮影すれば良いかまで教えてくれるたける君。
自信満々でお片付け開始!ところが。。。
ゆきこさんから「片付いてる?」と尋ねられると「うん」となんだか上の空。
作品や工作のパーツをチェックするのに夢中に。そして、作品やパーツを広げてしまい、片付けを開始するより散らかってしまいます。
ゆきこさんは「机の上だけでも片付けよう」と声かけするも、他のことに夢中。
作品やパーツを手に取ると、片付けよりも他のことをしたくなるみたい。
ゆきこさんはたける君に「手裏剣のパーツはあっちにあるよ」と声掛けするも「ママが入れておいて」と指示し自分で動こうとしません。
次男のひかる君も、片付けより工作に夢中になってゆきこさんが声かけしても「(工作を)やりたい」と。
結局、片付かずにモノが移動しただけ。
どのようにすれば子供が片付けができるのかわからない
「疲れる」と思わず本音を吐露するゆきこさん。
ゆきこさんはこれまで、様々なところで「どうすれば片付けができるのか」相談をしてきました。
けれども、決まって「子供は散らかすのが当たり前」と言われるそう。
「部屋が汚くても、ゴミが落ちていても、死なない」っと、どこに行っても言われてきた。
理解はするけれど、家がこの状態だとイライラしてゆきこさんが耐えられないと。
子どもが元気なのは良いことだけど、ゆきこさんの我慢は限界の状態でした。
断捨離するにはまずは本人にヒアリング
そこへ、断捨離(R)提唱者のやましたさんが登場!
お部屋のチェックをしていきます。
やましたさんは子供部屋をチェック。「子供は散らかしながら色んなことを学んでいくよね」とやましたさん。
寝室もチェックし、キングサイズのベッドを見て「このベッドが邪魔だよね」と笑顔でチクリ。
寝室の断捨離をしようと考えるも、2DKのアパートではできることが限られています。
頭をかかえるやましたさん。
とはいえ、子供のモノは勝手に捨てられません。
子供達は絶対にモノを減らさないので、全く断捨離プランが思い浮かばない状態。
そこへたける君が帰宅。
やましたさんはたける君に相談することにしました。
やましたさんは「このお部屋の状態はどう思う?」と質問します。
たける君は「あんまり遊べない」と考えながら言います。
やましたさんは「どんな風にして遊びたいの?」と更に質問。
するとたける君は「キレイにて遊びたい」
やましたさんは共感するように「ちょっと動きづらいもんね」と寄り添います。
更にやましたさんは質問します「キレイにするにはどうしたらいいと思う?」
たける君の口から「取ったモノは、取った場所に戻す。作ったモノは1週間位で処分する」と発言。
わかってるじゃん!とやましたさん。
たける君は「でも、作ったものは大切だから処分できない」と片付ける方法はわかってはいるものの、自分の作品が大切で捨てられないとのこと。
たける君なりに問題点を理解していました。
家の主導権は親
断捨離プランはまだ見つからないものの、やましたさんはたける君とゆきこさんが遊んでいる様子を観察することにしました。
たける君は工作をしています。それを見守るゆきこさん。
するとたける君が「ママ、これ秘密部屋に入れて」と指示。
やましたさんが「秘密部屋なんだったら自分でいれなきゃ」と声掛け。
たける君は「別にいい」とやましたさんをあしらいます。
ゆきこさんは言われるがまま秘密部屋へ入れます。
更にたける君はゆきこさんへ指示「レゴ持ってきて」と素っ気ない態度。
ゆきこさんは「自分で持ってきて」と言いつつ、たける君の為にレゴを取りに行きます。
それを見ていたやましたさんはゆきこさんに言います「ママ、それはだめでしょ!自分で取どうぞ!って言わなきゃ」
ゆきこさんは、やましたさんに従おうと、やましたさんの横へ戻ろうとするとたける君は「ママ!(レゴ持ってきて)」と大きな声でゆきこさんに指示しようします。
けれども、ゆきこさんは「自分でどうぞ」と声掛け。
そうするとたける君は「ケチ!」と怒りながらも自分でレゴを取りに行きました。
たける君は気がおさまらなかったのか「(レゴを)しまうのはママがやって」と言います。
それを黙って見守るゆきこさん。
たける君はうまくレゴを秘密部屋にしまおうとするも、うまく収納することができません。
「ママがやって」とゆきこさんに甘えます。
しまいには怒って「手伝え!」と大きい声でゆこさんに言います。
やましたさんはゆきこさんに「(たける君に)試されてるんだよ。わかる?」
ゆきこさんとやましたさんはキッチンへ移動。
やましたさんは「たける君は今、この家の主導権を握ろうとしている。わかるよね?それだとチームは成り立たないよ。ママの勝負どころだよ」とゆきこさんに喝を入れます。
ここでたける君の言いなりになっていたら、片付けられない問題をずっと引きずることになります。
ママのモノから断捨離開始
やましたさんが、ゆきこさんに喝を入れたあとは、ゆきこさんのモノがある寝室の断捨離からスタート!
たける君にもママが断捨離を頑張っている姿を見せる意味もあるのでしょう。
ベッドの前にあった、積み上げられたダンボール(5月人形やこいのぼりなど)の中身を確認していきます。
たける君もお手伝い。
りっぱな鯉のぼりを出してみることに、中身をだして段ボールを処分しようとすると、たける君が「それ(ダンボール)、ほしい」と言うので渡すことに。
大きなダンボールをあっという間に上手に切り分けて、小さな棚を作成!
三段のプラスチックケースにたける君が作ったダンボール棚をドッキングさせて、収納入れに変身。小さいモノも入れれるようにと工夫されています。
やましたさんも「確かによくできている」とたける君の立体作品を見て、賢い子とたける君を褒めます。
一方、ゆきこさんは自分のモノを断捨離。
ゆきこさんは断捨離や空気清浄機など次から次へと断捨離。やましたさんも感心するほどの潔さです。寝室からどんどんモノが無くなっていきます。
自分のモノはサクサクとスムーズに断捨離できますが、ひとたび子供のモノとなると悩んで手が止まります。
絵本も一度「いる」「いらない」を子供たちとやってみたら、結局一冊も捨てられなかったとゆきこさんは話します。
そこでやましたさんはアドバイス「ある程度はお母さんの判断で良い。全部を子供達が決めるのも違う。なぜなら、みんなのおうちだから」
残しておけるスペースの決めるのは親の責任
スペースに何を残しておくかは子供達が決めること
ひとまず、卒業できそうな赤ちゃん向けの絵本を見直しすることに。。
けれどもゆきこさんは捨てるモノを選んだものの自信がない。「多分大丈夫だけどわからない。怒られるかも」と不安気。
そこでやましたさんは言います。「そこでお母さんが怯えてしまったら、そっちが問題だよ」と先ほど話した主導権争いと同じです。
断捨離の判断基準が子供達に怒られるからと怯えながらの判断で、一番疲弊するのはゆきこさんだよとやましたさんは諭します。
でも、ゆきこさん。最終的に何を処分するかは子供たちと決めることに。
寝室が片付いたところで、キングサイズのベッドを移動。
断捨離前はベッド以外にも棚やダンボールで6畳の寝室を圧迫していましたが、断捨離したことでベッドと子供用のジャングルジムだけになり、スッキリと過ごしやすい部屋に変身。
ベッドで塞がれてたドアもベッドが移動したことで、キッチンからの出入りもしやすくなり風通しもよくなりました。
一方、子供部屋はというと相変わらずモノが多い状態。
ゆきこさんのイライラはまだ解決できません。
やましたさんからのアドバイスは「(子供達は)説得、納得よりも感性が強い。でも、野生児を育てるわけではないので、きちんと話すことが大切」
「ゆきこさんが目指す目標は子どもと対等になること」とやましたさんは提言
「子供が暴れることに対する「怯え」の断捨離のおけこ」と言い、やましたさんはゆきこさんの家を後にしました。
子供たちの自主性を育むことと、家の主導権を握ることは異なる
元気の塊の子供二人と戦うのは大変ですが、主導権争いはここが正念場!
断捨離開始から1週間後。ゆきこさんのお宅へ訪問すると。。。
子供たちのモノは減っていいない様子。
工作作りと秘密部屋への活動に、日々余念がない子供たち。ゆきこさんもむしろモノが増えたかもしれないと苦笑い。
ベッドを移動したことで、子供たちが遊びやすくなったのと、クローゼットが使いやすくなったとのこと。
けれども、動きやすいけどモノを置けるスペースが減ったので少し困っている様子のゆきこさん。
間取りに的にキングベットがスペースをかなり圧迫している状態。ベッドがなんとかなればなと撮影スタッフが聞いてみることに。
ゆきこさんの話によると元夫の両親との仲は今も良好で、今でも子供たちを預かってくれることもあるそう。
キングサイズのベッドは結婚した時に義両親からのプレゼントだったそうで、その為に手放せないとのことでした。
以前は今の家の倍くらいのスペースで暮らしていたそうです。
以前より狭くなったので、必要なモノだけを持って来たと言うゆきこさん。
どうすれば良いのかゆきこさんはひたすら頭を捻っていた状態。
ある夕飯時のこと、ゆきこさんは子供たちへ片付けについて話しをすることにしました。
「おもちゃを片付けようと思っているんだけど。。」と切り出すゆきこさんに、ひかる君は「ダメ!」の一言だけ。
たける君には「工作の作品をどうにかならないか?」と尋ねてもダメでした。
結局、ゆきこさんは自分のモノだけを断捨離。「もう捨てるモノがない」と。
ゆきこさん自身の整理は終わったけれども、あとは子供たちのモノだけです。
でも、ゆきこさんは子供たちに強制的に断捨離をさせませんでした。
ゆきこさんの中では子供たちの自主性を育てたいと思っています。
しかし、理想の教育方針を守っても、片付けさせる主導権は握れないのが現状。
完全に行き詰まってしまった状態でした。
思考のチェンジで断捨離が加速
完全に行き詰まったかに見えたゆきこさんのお宅の断捨離に大きなの変化が!
断捨離開始から3週間が経過。
ゆきこさんのお宅におじゃますると、たける君がお出迎えしてくれました。
聞けば、断捨離をしている最中だとのこと。
たける君自らが、ベランダを指差して「こんなに捨てるのがある」と報告してくれました。
急転直下とはこのことなのか。
ゆきこさんに聞いてみると「家のモノを処分ではなく、売ろう!」とたける君に言ってみたところ、たける君がノリノリで断捨離をはじめたそうなのです。
使っていないおもちゃや本をメルカリで売ろうと提案したところ、たける君が大賛成。全部売りたいと言う位、断捨離に夢中になっているのです。
なぜ売るのかと番組スタッフが尋ねたところ、「鍵付きの棚とドローンが欲しい」とたける君。
ゆきこさんは「畳のスペースにモノを置かない。」「工作の作品は決めたスペース内にだけ保管する」ということを決めて子供たちに話したそうです。
クローゼットの中にたける君ようの工作置き場を作ったゆきこさん。それをきっかけにたける君に工作を選定してもらうと捨てられるようになったそうなのです。
工作置き場には好きなだけ置いて良い、でも収まらないモノは保管できないという約束をしたそうなのです。
たける君に感化されて、弟のひかる君も断捨離。
二人のパワーに押されながらも、ゆきこさんは上手く主導権を握っているよう。
毅然とした態度でゆきこさんがなんだか逞しく見えます。
家族みんなで力を合わせれば、どんどん断捨離が進みます。
ゆきこさんの嬉しそうな顔。ゆきこさんが悩んで、行動してみた結果にふとアイデアって舞い降りて来るもんですね。
今回は、断捨離終了後にやましたさんが訪問。
断捨離前は子供たちの工作物に頭をかかえていたゆきこさんでしたが、断捨離後は子供達が自主的に片付けるようになって、見違えるようになりました。
寝室のベッドは少し向きを変えて、ベッドの横に衣装ケースを横並び。衣装ケースの前にクローゼットがあるので、着替えしやすい動線ができていました。
更に問題だった子供部屋はスッキリ。寝室にあったジャングルジムは子供部屋へ移動。衣装ケースの上に五月人形まで飾られていました。
畳が見えるようになったので遊びやすくなったのではないでしょうか。
秘密部屋も残っています。以前遊んでいたおもちゃは「もう遊ばない」とのことで処分したそう。
たける君が作った工作はお気に入りは飾って楽しめるようになっていました。
やましたさんが、たける君の心境の変化について質問すると、「メルカリで売ってドローンを買うかから」と笑顔で答えます。
やましたさんは「そうか、もっともっと良い作品作りの為の資金に変えるんだね」っとたける君の気持ちを代弁されていました。
そしてゆきこさんはたける君の作品を捨てるにあたって、やましたさんのアドバイスに従って、全て写真をとって写真集を作ろうということになったそうです。
更に部屋がキレイになったことで、たける君がゆきこさんへの態度が優しくなったそう。
お願いする時はきちんと、敬語でゆきこさんへお願いしていました。
「ウチ、断捨離しました!」2023年6月13日第168回放送分のエンディング
子供に「片付けなし」「捨てなさい」と言っても通じない。
実際問題は大人でさえ、「片付けなさい」「捨てなさい」と言われても、家族間で揉め事がおきます。
子供は感性豊かで、思考も常に変化していくもの。
一つの言葉掛けでダメだったからと言って親はあきらめてはいけない。
どうしたらお互いが気持ちよく過ごせるからという目的がある。
だから、言葉掛けも何度も工夫して次から次へと言葉掛けしていくことが大切。
っと、やましたさんは話していました。
最後は、鯉のぼりをベランダに飾るシーン。
ゆきこさんは断捨離を通じて気づいたことがあるそう。
「子供が楽しく元気に過ごしてくれればそれでいいかな」と思えるようになったそう。
元気の塊の子供たちが楽しい毎日を届けてくれる。それがなによりの宝物。
お母さんの奮闘と元気な子供たちに、ほっこりした回でした。
ミニコーナー「素敵な暮らしを楽しむインスタグラマー」
番組の途中で素敵な暮らしを楽しむインスタグラマーの紹介がありました。
時々紹介されているこのシリーズ。
今回は自然豊かな暮らしを楽しまれているご夫婦。「僕と妻」さんをフィーチャー。
2020年に築40年の古いアパートにアラフォーご夫婦はお引越し。
テーブルやイス、棚、バーカウンターのようなカウンターなど大きな家具は自然をぬくもりを感じる手作りで製作。手作りの調味料が棚に並べられています。
唐辛子やハーブなどは飾りながら目でも楽しめるような工夫もされていました。麻タワシも手作りで、自然の素材を生かして暮らしているのが心地よいとのこと。食材や家具を手作りする暮らしはゆとりがあるなとやましたさんは羨んでいました。
家事を面倒と感じてやるか、面白がってやるのかで生活や人生に差がでるのではないかとのことでした。確かにそうかも。。
子育て中で街に住んでいるわが家は、毎日が目まぐるしい生活をしているので、ゆったり時間が流れて穏やかな暮らしを観て素敵だなっと思いました。
わが家とはライフステージが違うので、全然違う環境の暮らしのリアルが観れて楽しかったです。
「ウチ、断捨離しました!」2023年6月13日第168回放送分の感想と考察
さて、「ウチ、断捨離しました!」2023年6月13日第168回放送分の感想ですが、真面目で優しそうなゆきこさんが一生懸命頑張った回でした。
自分のことはできても、子供の気持ちを動かすのは至難の業。
考えて、考え抜いた結果、「処分」ではなく「売る」という提案を子供たちにすることで、たける君も「未来の作品作りの為の資金作り」と捉えることができたので、モノを見直して点検してくれたんでしょうね。
これって、子供も大人も同じことだなと。
自分が作った作品や愛着のあるモノは手放せません。女性がお洋服がなかなか手放せないというのはよく聞く話。
心を鬼して手放したとしても、あとで後悔することもあります。
なので無理に断捨離しないのが無難ですが、私のように捨ててみたら心がさっぱりして、もっと捨てようと断捨離が加速するパターンもあります。その人の性格によるのかなと思います。
未来の自分の為にモノ手放すという考え方が大切だなと感じました。
「相談者から家族が片付けられなくて困っている」このような相談の場合、家族だけが悪いのではなく、ご自身にも原因があることがほとんど。
今回の場合、やましたさんから指摘されていた、「子供に怯えている」ということでした。
ゆきこさん的には自主性を伸ばしたいという考えでしたが、断捨離中に「(子どもが)怒るかな?」とゆきこさんが発言していることからも、子供に気を遣っているのは観てわかります。
同じ母親として思うのは、離婚をしたことで両親のせいで子供達に寂しい想いをさせているのではないか?という後ろめたさから、少し子供に気を遣っている部分はあるのではないでしょうか。
「子供への後ろめたさ」と「自主性を伸ばしたい」が入り混じっていたのかなと私は考えます。
家の主導権争いについてやましたさんは言及されていましたが、私も自分のことのように観ていました。
確かに私も娘からも「○○しておいて!」と乱暴に言われたりすることも。
どこかで私も娘に怯えている部分(気を使っている)があるのかな?と思い返すことができました。(私の場合、中学受験の為に通塾していることに気を使っているのですが。。。)
ゆきこさんの家にはテレビがなく、子供達がタブレットでYoutubeなどを観るような様子は一度も観られませんでした。また、子育て世代はご存知の高額な「ディズニーの英語教材」の棚もありましたので、教育熱心なママなんだとお見受けします。
ゆきこさんは番組の最後に「子供が楽しく元気に過ごしてくれればそれでいいか」と話されていました。あれもこれもきちんとしなきゃと思う気持ちから、解放されたのかなと感じました。
工作は創造性を育むのに良いとは思われているけれど、部屋の広さと作品の量が見合っていなかったので、温厚そうなゆきこさんもストレスが溜まってしまってました。
人生の中で何が良いのか考えさせられるきっかけになった断捨離。シンプルな幸せの形を再認識できたのと、子供たちが納得する形で断捨離できたのは良かったなと思います。
「ウチ、断捨離しました!」2023年6月13日第168回放送分から得た学び
家族が使う共有スペースは家族のモノが集まる場所。みんなが気持ちよく過ごせるように話し合いと譲り合いが必要なのが学べました。
また、主導権を握っている者の毅然とした態度と、相手が納得するスペース作りや断捨離プランもを考えるのも大切。
今回の回は子育て世帯には勉強になることばかり。
片付けだけに限らず、子育て全般に通ずるものでした。
私は特に子供への声掛けのバリエーションについても学びが大きかったです。
わが家の場合「勉強したの?」「塾の宿題を早くして」とついつい言いがちでしたが、違う声掛けの見直しも大切だなと実感。
子育てに正解はないというものの、親としてはあれもこれも必要ではないか?その為にはどうすればいいか?と焦ってしまうのは当然のこと。
子どもが社会人になってから私の子育ての答え合わせができるかもれません。
それまでは、日々奮闘が続くんだろうな。
最後まで読んでくださってありがとうございました。