「ウチ断捨離しました!」2023年7月25日放送分の内容と感想と学び
今回は2023年7月25日(火)放送分、第174回
「失った夢と青春よ再び!けんか上等 母と娘の絆SP」についての内容と感想・学びになります。
今回のウチ断捨離しましたは、以前放送された内容を母と娘の絆というグループ分けして、以前のまとめとその後を描いた内容になっています。
「ウチ断捨離しました!」2023年7月18日放送分の内容 1組目:夢を失った娘と多忙なお母さんの絆 「見てみぬフリ」で大混乱の家
1組目は夢を失った娘さんと多忙なお母さんの大混乱の家になります。
1組目の相談内容と家の状態を確認
多忙なお母さん、かおりさんと次女のりささんは静岡県浜松市の4LDKの一軒家にお住まい。
母親のかおりさん(当時49歳)
元々6人家族。
長男と長女は結婚して独立
現在は夫やすあきさん、次女りささん、次男(中学生)くんの4人暮らし。
早速、家の中を確認させて頂くことに。。。
家の中はおもちゃばこをひっくり返したような、あらゆるモノが散乱している状態。
床があまりみえない状況です。
お母さんは「いつの間にかこうなってしまった」と。
ダイニングスペースのダイニングテーブルの上、半分はモノが乱雑に置かれている状態。
キッチンカウンターも物置場になっています。
水筒やはさみやえんぴつけずりなど、置かれているモノのジャンルもばらばら
「使わないから動かさない。見て見ぬフリ」と言う母かおりさん。
見て見ぬフリをするのはなぜか?をかおりさんに質問すると「時間がない。分かってはいるけど。。」
とにかくいつも時間がないのには理由がありました。
かおりさんは高校を卒業後、地元で就職。20歳で結婚し、21歳で長男を出産。
3人の子供に恵まれます。しかし、家庭を顧みない夫を見限り、28歳で離婚。
仕事を掛け持ちしながら、必死で子育てをしてきたそう。
離婚後はフルタイムで働いて、更に夜から朝まで働いていたと長女は当時のことを話していました。
33歳の頃に今のご主人と再婚。マイホームローンや学費の為に、日勤の仕事を終えたあとも夜はレストランで働いているとのこと。
忙しいかおりさんの夕飯作りは、ご飯が炊き上がる30分の間におかずを作るので、片付けまでに手が回らない。
そこで、子どもたちが「断捨離しよう」と立ち上がりました。忙しいと渋るお母さんを説得。やましたさんに力を借りることになりました。
やましたさん登場
やましたさんは、家の中に入ると「全部、(モノが)そのままだよね」と言い、部屋を見てまわります。
「これは何の部屋?」と質問すると、かおりさんは一瞬考え「客間です。。」と。
やましたさんは、どこから手をつけていいかや、どんな状態かを確認しながら「まずはカーテンを開けましょう」と言います。
「窓やカーテンを開けないのは、部屋を暗くして(現実を)見たくないから」と指摘。
かおりさんは「うーん。。」と黙ってしまいます。
やましたさんは「やっぱり、見ることから始めないとね」
2階はどうなっているのか確認。
敷布団が廊下に畳まれた状態で置かれています。やましたさんは「なんでこうなったの?」と優しく質問すると、かおりさんは「捨てようと思ってそのままでした」と。
本当に、なんでもそのままの状態だったのです。
次に、かおりさんの寝室を確認します。
元々長男の部屋だった場所がかおりさんの寝室になっていおり、長男が家を出た時のままになっています。
電子ピアノとベット、ラックがあり、床にはゴミなのか必要なモノなのかパッと見では判断できない状態のモノがあちこちにあります。
この状態を見てやましたさんは「よく眠れている?」とかおりさんに聞きます。
「自分の視点では見えないことにして、必要最低限過ごせればいいかな」とかおりさん。
この家の場合は始末していない。つまり、家から外に出さなければいけないモノが外に出ていない状態とやましたさんは言います。
「終わったモノに始末をつけていこう」とやましたさんはかおりさん家族に言います。
見て見ぬフリをしていたモノを断捨離することになりました。
けれども、母のかおりさんは何をどうしていいかわからず戸惑うばかり。
分類して整頓しようと思わない→要らないモノを捨てる とやましたさんは断捨離ポイントを伝えます。
「要らないモノを捨てればいい」という判断基準を設定し断捨離開始。
時間がないかおりさんが手早く掃除機をかけられるように、床の敷物も思い切って処分。
2時間半、家族一丸となって断捨離をした結果、キッチンとリビングはすっきりと変身!
モノを減らせば減らすほど、空間はもちろん、時間も取り戻せれる
ということは気持ちのゆとりの取り戻しにもなるっとやましたさん。
かおりさんは「頑張る!」とは言うものの、少し不安げな顔でした。
というのも、家庭がある長男と長女はそれぞれの家へ帰り、しばらくは実家に帰れないとのこと。
その間はお母さんと次女の二人で断捨離を進めることになりました。
多忙な母と夢を失った娘の断捨離
次女りささんと二人三脚で始まった断捨離生活。
実は次女のりささんは中学から始めたサッカーに打ち込み、大学ではプロサッカー選手を目指していました。しかし、大学在学中に交通事故で激しい運動ができなくなり、サッカーが出来なくなってしまったのです。
頑張る目標が消えてしまったと泣きながら話すりささん。
1年半前、大学を辞めて実家に戻りアルバイトをしているりささん。
断捨離を機に、自分自身の目標を見つけられたらいいなと、サッカーへの未練を断ち切ろうとしていました。
その一方で家のことで悩んでいたリサさん。「何を手伝っていいのかわからない」とリサさん。サッカー一筋だったので家の片付け方がわからない。結局、自分の部屋だけ片付けてアルバイトへ。
母のかおりさん一人で家を片付ける日々が続きました。
3週間後にようやく長女が有給を使って東京から里帰り。断捨離を手伝いにきてくれました。実は、お母さんから長女へ何度も「リサさんが手伝ってくれない」とLINEが届いていました。
かおりさんに質問してみると、「リサちゃんは誰かの目があると動くからね」と不機嫌。
一方リサさんは「一人の時は手伝わないってこと?」「指示を出してくれないと。。」と困った様子。
かおりさんに火がつきました「指示をしたら不機嫌になるじゃん」
すかさずリサさんは「勝手に持っていったら「それは違う!」ってなるじゃん」と雲行き怪しい雰囲気に。でも、かおりさんは止まりません。
「私が言っているのは、普段のこともやってくれていい。洗濯干したりとかしまったり、お風呂洗ったりとかご飯作ったり。洗濯を持って行ったら「リサのじゃない」と怒るのよ!」と溜まったいた気持ちを吐き出したかおりさん。
リサさんもこのままではもっとひどくなると思ったのか「タイムー」と言い争いは中断。
母かおりさんは言われなくても言ってよと不満たらたら。
でも、忙しさを理由に家事を教えてこなかったことを反省。
やましたさんが再訪問の前日。リサさんは自分の部屋の断捨離は終了。
「心が軽くなったというか。前向きになれた気がする」と清々しい顔のリサさん。
一方、母かおりさんは「どんだけ捨てに行ったと思う」っと、家族への不満が一杯でモヤモヤしている様子でした。
さて、やましたさんが訪問。
薄暗い奥の和室と雑然としたリビングはモノがどっさり減って光と風が通るスッキリとした空間に変身しました。
2階のかおりさんの部屋はというと、モノで散乱していた部屋がスッキリし、ゆっくりくつろげるようにと娘さんたちが家具を配置しコーディネート。居心地の良い空間になりました。
最初の頃、誰も手伝ってくれなかったとモヤモヤ。
孤独に片付けて、「なんで私がしなきゃいけないの。こんなにしたのは自分だけど、手伝ってくれるって言ったのに。。」と不満をぶちまけました。
そこでやましたさんは「子どもたちはきっかけを作ってくれただけ。」
断捨離を何の為にやるのか、誰のためにやるのか。1番は自分のためにする
「やってあげなくちゃ」と思っていた。
過去の遺物、過去の残骸を自分で始末して、軽くなって新たなステージに行く
これが断捨離だとやましたさんは言います。
「リサちゃんが一番それが出来たんじゃない。」
子供達はそれぞれで必死。それぞれ人生があるから、それを母は「してくれない。してくれない」っとやましたさんは現状を伝えます。
母かおりさんは、ハッと気づき。「してくれない」と求めている自分が恥ずかしなく、みんなで大笑い。母と娘のバトルは終息しました。
あれから1年。その後、かおりさんのお宅はどうなっているのでしょうか。
1年ぶりに訪問すると、キレイな状態をキープ。
以前より、忙しくなったかおりさんですが、断捨離したおかげで散らかさなくなったそうです。片付けが少しで済むので見て見ぬフリをしなくなったそう。
かおりさんの寝室は居心地が良いよいに工夫されており、忙しいけれど合間に自室でくつろげるようなゆとりが生まれたよう。
今までは「私がしなきゃ」と思っていた「誰でもできるじゃん」と気がラクになったそう。というのも、リサさんが家事を手伝ってくれるようになって、モヤモヤが断捨離できた
次女のリサさんは免許を取得しマイカーを購入。仕事は今もアルバイト。
この一年はサッカーへの未練を整理する時間だったようです。
そして、朝活を始めて、心に余裕が生まれたので家事も手伝えるようになったそう。
心の傷は着実に癒えてきているリサさん。
そして、ジムのインストラクターになるという新たな目標もできたリサさん。
現在スポーツジムに通って勉強中。
母かおりさんは、リサさんの新たな夢を応援しています。
「ウチ断捨離しました!」2023年7月18日放送分の内容 2組目:断捨離で母娘が激突
続いてのケンカ上等親子は亡くなった父の遺品で揉め事に。。
東京江戸川区にあるそのマンションを訪ねたのは2019年。
母親のキヨコさん。
娘の洋子さんは別に住んでおり、会社が休みな週末に毎週実家に泊まりにきています。
間取りは3LDK。どの部屋もすっきりと片付いていました。
実はきよこさんは既に1年かけて断捨離を進めていました。
2015年になくなったご主人の遺品を断捨離できずにいました。
夫のこうきちさんは定年退職を機に山口県の実家へ戻り、母親の介護をしていました。一方きよこさんも両親の介護が必要となり、働きながら福島の実家に通っていました。
離れ離れの暮らしの中で、突然脳出血で帰らぬ人になったこうきちさん。
まだ、64歳でした。
お別れが出来ていなかったので、遺品だけでもとっておきたいと最初はあったが、遺品を保管している場所に来ると苦しいと話すきよこさん。
看取ることができなかった罪悪感に苦しんでたきよこさんは、しばらく引きこもっていましたが、このままではいけないと思い、断捨離を少しずつ開始。
部屋が片付くと、少しずつ自分を取り戻したそうです。
ただ、ご主人の遺品はそのままで、どれもが思い出の品。
やましたさんは「ご主人も突然亡くなったから、自分のモノを自分で始末をつけたかったと思う」と言います。
人間って始末をつけて逝きたい
ここでやましたさんは遺品の選び方をアドバイス。
ご主人と会話をするように、「あなたどれが好きだった?」とやましたさんはご主人に向けて声をかけます。するときよこさんは「これが好きだったと思う」とご主人の気持ちになってお気に入りをチョイス。
ご主人と会話するようにモノと向き合う、これがご主人への供養にもなるとやましたさん。
きよこさんとご主人は大恋愛の末に結婚。
お別れもできないまま旅立ってしまった最愛の人と改めて心を繋いで「供養の断捨離をしよう」と決意を固めたきよこさんでした。
ところが、娘がこれに猛反発。
供養の断捨離スタート
まずはクローゼット(娘の部屋)の遺品整理。
全部出して、整理します。「半分に減らしたい」ときよこさん。
供養の断捨離に前向きなきよこさんは積極的に断捨離。
けれども、「まだ捨てられない」と辛そうな娘ようこさん。
母と娘には断捨離の温度差がありました。
ようこさんは一体、何に苦しんでいるのか聞いてみると、「娘と父親の関係って、少し邪険に扱う時期もあった。」と話します。
こういちさんが一人で介護をしている時期に、ようこさんによくメールが届いていたそう。けれどもようこさんは仕事が忙しくて返事をせず、後回しにしていたこともあったそう。
そんな中で、こういちさんが倒れたので、お父さんに未練があるようです。
育ててくれたことへのお礼も言えなかったと、後悔するようこさん。
ようこさんは、自分の服を断捨離しお父さんの遺品を残すことにしました。
断捨離した服の数は59着。スペースが出来た納戸にお父さんの服を移動。
お父さん愛用の服1枚1枚に家族の思い出が染み込んでいます。
きよこさんは遺品の一つ一つを説明しながら「これはもういい(捨てて)と思う」と言うとようこさんは「いやいやいや(ちょっと待って)」と処分することを拒否。
更に、お父さんの服を移動する前に襟の汚れている遺品のシャツは捨てると決心したきよこさん。けれども、またようこさんが「いやいや、まだよ」と拒否。
きよこさんは断捨離を強行。でも、娘のようこさんは納得をしていません。
更に雲行きが怪しくなったのは、ようこさんが留守をしている時の断捨離。
きよこさんは、自己判断でどんどん断捨離していきます。
ご主人の遺品は衣装ケース一箱だけ。入らないモノはは処分するというきよこさん。
ウチ断スタッフが「最終的にはお子さんたちに相談?」と確認するも、きよこさんは「聞かなくていいです」と暴走するきよこさん。
供養したいと思う気持ちばかりが先走っていました。
数日後、改めて尋ねると、「娘に話したら、勝手にしないで」と。
子供達に叱られて、ハッと我に帰ったそう。
きよこさんは、子供たちの気持ちを置き去りにしていたと反省。
夫を看取ってあげられなかった悲しみ。遺品はその象徴のようなモノでした。
けれども、子供達にとってはかけがえのないモノなのです。
改めて、娘と一緒に断捨離することに。
お父さんが亡くなった時に着ていたカーディガンが出てきました。
ようこさんは取っておきたいとのことでしたが、きよこさんが「私はつらい。それを見て、倒れたと思うと。。お父さんは記憶としてこれが残るのは嫌だと思うよ。」とようこさんに話します。
「お父さんを成仏させてあげなきゃ」ときよこさん決意は固いです。
「いいんですか?」と尋ねるようこさんに「捨てます」ときっぱり言う母きよこさん。
ようこさんも、「お疲れ様でした」と手を合わせて処分。
母は夫の成仏を一途に思い悲しみを乗り越えようとしていたのだとようこさんは改めて知りました。それを止めることはできません。
母と娘、それぞれが遺品との向き合い方を見つけた断捨離でした。
あれから4年。再び訪問
あれから4年後の2023年にスタッフが再び訪問。
リビングもスッキリと断捨離生活も続いている様子。
仏様を静かな和室へ移動。暮らしに変化があったか訪ねてみると、断捨離を終えてからパソコン教室に通い、ボランティアの養成講座から、体験授業・サークル活動など、家にいる時間がないくらい忙しくされていました。
習っているうちになんとなくできるようになったので、パソコン教室のサポーターをされているきよこさん「今が青春です」と笑顔で話します。
一方、娘のようこさんは実家に帰ることが増え、仏壇に向かった語りかけているそう。
お父さんの遺品も半分くらい減ったそう。
お父さんの存在が常に心の中にいるので、モノというより気持ちの問題と思うと話します。
第三の青春みたいで、母は毎日楽しそう。父が亡くなったことは傷として残っているけれど、外に目を向けれる様になったと思う。お互い、前に進んでいると思うと話すようこさんでした。
どんなに傷ついても人はいつか前に進める。4年の月日はその真実を教えてくれました。
そして人生はいくつになっても輝けると言うことをきよこさんは身をもって示したのです。
「選び抜いたモノとか自分がいいなと思ったモノに囲まれていると豊かに暮らせる。生活に潤いがある」ときよこさん親子は話します。
「ウチ断捨離しました!」2023年7月25日第174回放送分のエンディング
断捨離はその時一気にやったかもしれないけれど、それはきっかけにしか過ぎない。
断捨離が日々の営みになった時に、だんだん熟成していく。
自分の人生を取り戻す。あるいは、新たに作り上げていくっていうところにいつの間にか来ていたんだと、4年の時の流れに感じましたと話すやましたさん。
人生は色々なことが起きる。
色々なことが起きた時にどう向き合うか、断捨離はモノと向き合い、空間に向かい合う。
日常の営みが大きな力ないなっていくんだなとわかりました。
断捨離は遅くない。出会った時がベストのタイミングだ。
是非、そんな思いで断捨離に取り組んでいただきたいと思いますとやましたさんは言いました。
「ウチ断捨離しました!」2023年7月25日第174回放送分の感想と考察
1組目の母かおりさんは、結婚してから働きっぱなしの日々が長年続き、働くことで精一杯。片付けなんて二の次、三の次状態だったので、ただただ、心に余裕がなかった。
そして、子ども達のことを「してあげなきゃ」と母親として「やらなきゃ」と自分で、自分を苦しめていた節はあったかもしれません。
「私は忙しいから散らかっていて仕方がない」という開き直りの部分があったのでしょう。
あんなに働いていて、家事もしていたのならそりゃそうだろうと共感。
きっとかおりさんは、なんでも一人で抱えていたことで、「私ばっかりしている」「手伝ってくれない」と不満を募らせていたのが原因だったことが考えられます。
断捨離を通じて、子ども達に家事を教えていなかったこと、頼っていなかったことに気づいたので心もラクになったのではないでしょうか。
振り返ると私の母もそうでした。共働きで忙しくしていた母。
綺麗好きの母は掃除や料理などはマイルールがあったのか、手伝おうとしても「今は忙しいから邪魔になる」と言われたかと思えば、母が帰宅して早々「洗濯物も畳めないの?」と突然キレ気味で言われたりしたことが何度もありました。
子どもの私はどうしていいかわからないし、それなら手伝わないっとスネたことを思い出しました。
きっと、かおりさんも、その時は「私がした方が早い」と思い、やってきた家事がいつのまにか大人と同じ様な体格に成長した子ども達を見て、「少しは手伝ってほしい」と大人扱いしたものの、お手伝いのやり方を教えてこなかったので、思う様にいかなかったのかもしれないですね。
また、断捨離は自分の為に行うので、自分が心地よく過ごす空間作りは自分でしなければいけないのに、断捨離🟰片付けと捉えていたから、かおりさんは「誰も手伝ってくれない」と不満をこぼしていたのでしょう。
けれども、やましたさんのアドバイスのおかげで断捨離に挑み、時間にも心にも余裕が持てて、家事や掃除を一人で抱え込まず、家事を手放して頼ることも出来るようになって良かったなと思います。
そして、次女のリサさん。家事は指示待ちだったけれど、1回目の断捨離で過去の遺物、過去の残骸を自分で始末して、軽くなって新たなステージに行くことが出来た様で本当によかった。
まだまだ、若い。これからなので、一歩ずつ進んでいるリサさんを母親目線で微笑ましく見ていました。
日本の場合、家って「お母さん」次第な部分があるんだなと改めて感じた回でした。
次に2組目の母きよこさん。ご主人を看取れなかった罪悪感と供養しなかければという気持ちが先走って、娘さんの気持ちを置き去りにしてしまっていました。
お互いの気持ちに寄り添うことで、納得のいく供養の断捨離が出来て良かったです。
そして、再び訪問したらきよこさんが、第三の青春を謳歌されていて安心しました。
亡くなったご主人に語りかける様にしっかりと供養の断捨離をしたことで、心の傷と共に前へ進むことが出来たんだと思います。
また、娘のようこさんもお仏壇に語りかけていくことで、お父さんへの罪悪感を感謝の気持ちに昇華することが出来たことで、遺品を減らすことができたのでしょう。
心が整理できていないから、モノに執着してしまうんだなとお勉強になりました。
「ウチ、断捨離しました!」2023年7月25日第174回放送分から得た学び
- 分類して整頓しようと思わない→要らないモノをまずは捨てる
- モノを減らせば減らすほど、空間にゆとりが生まれ、時間にもゆとりが生まれて、心に余裕ができる
- 遺品整理は、亡くなった方と会話するようにモノと向き合う、これが亡くなった方への供養にもなる
- 断捨離は遅くない。出会った時がベストタイミング
断捨離はきっかけにしか過ぎず、日々の営みの中に断捨離を組み込み、暮らしをブラッシュアップすることで、次のステージへ進めます。
毎週観ていると、忙しくても「私も頑張ろう!」と元気がもらえます。
最後まで読んで下さってありがとうございました。