【実体験】中古マンション騒音トラブルあれこれ

どみ子

友人・知人から中古マンション購入後に騒音トラブル話を聞いて、騒音トラブルはマンション購入には必ずつきまとう問題なんだと実感。

そこで、中古マンション購入を検討されている方に、私自身の経験と友人・知人の体験談がお役に立てたらなと思いシェアさせて頂きます。

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ケース1 大きなマンションは騒音トラブルは常。裁判沙汰にも

知人から聞いた話で、知人の住んでいるマンションの話。

150戸程の築5・6年のマンション。

新築購入されている方がほとんどで、同年代のファミリー世帯が多く、小さな子供も多いとのこと。

その中で、子どもの足音がうるさい等のクレームが上下階でトラブルがあったとのこと。

マンションの音問題は必ず上下で音が発生しているわけではないので、一概には上階が音の原因とは限らないものの、一度うるさいと思うと、どうしても気になるようです。

結局、裁判沙汰にまで発展し、上階の方は退去を余儀なくされたようです。

知人の話ではこのケースは1件ではなく、掲示板に騒音の注意貼り紙もあり、騒音トラブルで裁判になっているケースが少なくとも2件は続いていたとのこと。

騒音トラブルは常にどこかで発生していると噂で聞くとのこと。

戸数が多いと、色々な人が入居しているので、トラブルはどこかしらあるのかもしれません。

知人の話では、「子どもの足音くらいは当たり前だから気にするほどではないけれど、夜遅くにドタバタはちょっと困るよね」と。

ケース2 階下から直接注意され、困っていた元同僚

続いて元同僚の話。

6人家族。上2人のお子さんは高校生と大学生なので、走り回ることはないものの、下の子2人が保育園と低学年の女の子だった時の出来事。

新築で購入し、50戸のマンションで、こちらもファミリー世帯が多く、住民との活動も活発だったようです。

ある日私がうちの子を連れてお邪魔した時のこと、当時保育園時の娘も含めて、子ども達が遊んでいて、少し早歩きになると「静かに動く!」と元同僚が子ども達に注意。

極厚のコルクマットがリビング全体に敷かれていたので、「うちより分厚いね」と言ったらトラブルがあったとのこと。

21時や遅くても22時には寝ているが、夕飯時に階下から「足音がうるさい」と直接注意されたそうです。

階下の住民は、初老夫婦お2人暮らしか成人したお子さんとの3人暮らしだそう。

静かに暮らしていると、上の音が気になるようでコルクマットを敷いたり、エントランスやエレベーターで会う度にコミュニケーションはとっているようだが、定期的に「うるさい」と言われるようになり、静かに過ごすようにしているそう。

一度、家族旅行で留守だった日に「昨日はうるさかった」と注意され、「家にいなかった」旨を伝えるも険悪な雰囲気に。そして、自然とあいさつもしなくなったそうです。

元同僚は今も暮らしています。

ケース3 同僚の階下からのしつこいクレーム

こちらも、元同僚と同じような感じです。一時期は困り果てていました。

50戸の低層マンションで、3人+ねこちゃん暮らし。

お子さんが小学校低学年の頃に購入。

戸数も多くないので、組合の活動などでマンションの方とLINE交換をされたそう。

その中に階下の方もいらっしゃいました。組合の活動や地域の清掃活動にも参加されず、お子さんはトラブルメーカーだったそう。学年は近いもののあまり子ども同士交流がない状態でした。

入居時は何もなかったそうですがある日、階下の方からLINEを通じて「掃除機の音がうるさい」「足音がうるさい」など、苦情があったそうで、お詫びをするけれども、何度もLINEでメッセージがくるので困っていると話していました。

ひどい時は「猫の足音がうるさい」というクレームがありこれには呆れたそうです。

何か嫌なことしたのかな?と同僚は悩んでいたこともありました。

階下住民に頭を悩ませていた時、元同僚と同じく留守中に「足音がうるさい」とLINEでメッセージがあったそう。

「旅行中で2日ほど留守にしています」とお返事をして以降、一切クレームがなくなったそうです。

その後、他の住民から聞いた話では夫婦仲が上手くいっておらず、マンションを売却して退去されたとのことでした。

「憂さ晴らし?だったのかな?」と同僚は話していました。

ケース4 管理会社を通じてクレーム

私の住むマンションでもトラブルはありました。

管理組合の理事長をしていた時に同じマンションに住むAさんとは子どもの年齢が近いことから、自転車置き場で挨拶したり、少し話す程度。感じの良い方でした。

管理組合の総会の際にAさんはいませんでしたが、Aさんの上階のBさんが私に近づいてきて、「Aさんから音がうるさい」と管理会社を通じてクレームがあると話されて驚きました。

というのも、私の住むマンションはすぐ近くに踏切と、在来線と新幹線も近くにあり、また航空機騒音区域に指定されており、大きな音には慣れていたのです。

また、Aさんのお子さんは小さかったので、我が子もバタバタ走り回るだろうから音には寛容だと思っていたので驚きました。

「掃除機の音がうるさい」と電話があった時は留守をしていた。掃除機をするわけない状況なのに決めつけて苦情があったのですごく困っているとのこと。

こちらも、留守時に「うるさい」というクレームだったそうです。

掲示板への騒音クレームの張り出しなどはなく、理事長の私にも連絡がありませんでしたので、上下階のみのトラブルだったようです。

その後Aさんは、夜中に子どもをベランダへ締め出したことで、お子さんが大泣きし2回警察沙汰になったらしく、上階に住むBさんは「虐待かもしれない」と騒音よりもそっちが大変と話していました。

その後、Aさん一家は退去されたのですが、積立金の滞納・管理組合の役員違約金などもそのままでの状態で退去されたので、理事長の私は8万ほどの未収代金の回収に管理会社と頭を悩ませるのでした。

ケース5 わが家の音問題

騒音問題は中古マンションを購入する際の大きな決め手の一つでした。特に子どもが小さいうちは、夜泣きや走り回る音で周囲に迷惑をかけるのではないかと心配していました。

私の住むマンションは踏切が近く、航空機騒音区域にも指定されています。そのため、飛行機の大きな音が頻繁に聞こえます。しかし、住民が音に慣れており、騒音に寛容であるため、トラブルが少ないのではないかと思いました。

実は、中古マンションを購入する前に住んでいた賃貸マンションで、音の問題で少し怖い体験をしました。上階に一人暮らしの女性Cさんが住んでおり、エントランスや自転車置き場で会うと感じよく挨拶を交わす仲でした。

しばらくすると、Cさんから生活音に関する相談をされるようになりました。彼女は住民の話し声や扉の音が気になると言っていましたが、私は入浴中に換気扇を通じてぼそぼそと話し声が聞こえる程度で、特に気にはなりませんでした。しかし、Cさんはそれが気になるようで、ある日「音の検証をしたい」と我が家に来て、天井を棒で突いて欲しいと言われました。

その後、Cさんは管理会社を通じて上階にクレームを入れました。エレベーターや掲示板には「騒音クレーム」の張り紙が何度も貼られ、管理会社からも私に「Cさんから何か言われていますか?」と連絡がありました。私は「特になにもありません」と答えましたが、Cさんからは頻繁に「音がしている。上階へ直接訪問するがいつも留守だ」との報告があり、次第に怖くなってきました。

最終的に、Cさんは仕事を辞めて故郷へ帰ることになり、引越しの挨拶を受けました。この経験から、私は音問題に過敏になり、少し騒々しい場所の方が子育てには良いのではないかと思うようになりました。

現在のマンションでは、階下に子ども好きの理事長さんが住んでおり、「子どもは走り回るのが仕事」と言ってもらえています。騒音には寛容ですが、出かける際にはお土産を持参して「いつもうるさくしてすみません」とお詫びや挨拶を心がけています。コミュニケーションを大切にすることで、騒音トラブルを防ぐ努力をしています。

また、我が家も子どもが小学校低学年まではリビングには防音マットを敷き詰めていました。効果はわかりませんが設置しないよりまし。

マンションの騒音問題を考える

私の実体験や、知人や同僚のケースを振り返ると、住民間のトラブルはいつおこるかわかりません。

また、住民の精神状態によっても音を過敏に感じてしまったり、日頃のストレスの吐口となる場合も考えられます。

知らず知らず、音を発しているかもしれません。

中古マンション購入前にどんな住民か確認する。

内見などの際に、階下の玄関周りも見ておくと良いでしょう。

「身なりは人を表す」といいます。つまり、外見からはその人がどのような性格や生活態度を持っているかを推測することができます。

中古マンションの場合は玄関。共用廊下に物が乱雑に置かれていたり、不衛生な玄関周りでないかを確認するだけでも充分だと思います。

入退去を繰り返しているかなど、管理組合の議事録などでも確認できる場合があるので、近隣住民については確認できることは確認しておきましょう。

中古マンションでの防音対策

  1. 防音カーテンやブラインド:
    • 窓から入る音を軽減するために防音カーテンやブラインドを使用します。厚手のカーテンは音を吸収しやすいです。
  2. 防音マットやカーペット:
    • 床に防音マットやカーペットを敷くことで、足音や物を落とした際の音を軽減します。特に子どもがいる家庭では有効です。
  3. 家具の配置:
    • 大きな家具を壁際に配置することで、防音効果が得られます。特に本棚やクローゼットは音を吸収しやすいです。
  4. 防音シートやボード:
    • 壁に防音シートやボードを取り付けることで、隣室との音の伝わりを軽減します。これらはホームセンターやオンラインショップで購入できます。
  5. ドアの隙間対策:
    • ドアの隙間から入る音を防ぐために、ドア下部に隙間テープを貼る、ドア周りに防音テープを貼ると効果的です。
  6. リフォームで、床を防音仕様に
    • 中古マンション購入時に、二重窓や床をあらかじめ防音仕様にするという手もあります。

階下とコミュニケーションを図る

  1. 早期の対話
    • 問題が発生した場合、早めに話し合うことで、お互いの立場や状況を理解しやすくなります。
  2. 友好的な関係
    • 普段から挨拶やちょっとした会話を交わすことで、友好的な関係を築くことができます。これにより、問題が発生した際も円滑に対話ができる可能性が高まります。
  3. 相互理解
    • お互いの生活スタイルや制約を理解し合うことで、騒音トラブルの原因をより具体的に把握でき、解決策を見つけやすくなります。

その他の対策

  1. 管理組合への相談:どうしても個人間で解決できない場合、管理組合に相談することも一つの手です。管理組合が仲介役となり、問題解決に向けた具体的な対策を提案してくれることがあります。
  2. 専門家の利用:防音対策や騒音問題の解決については、知人のマンションのように弁護士などの専門家に相談することでより効果的な方法を見つけることができます。

これらの方法を組み合わせることで、マンションの騒音トラブルを効果的に解決し、快適な住環境を維持することができると思います。

実例や体験談を踏まえて、マンションの音問題は常につきまとう問題として意識しておいてもよいのではないでしょうか。

本日も最後まで読んで下さってありがとうございます。では、また!



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ABOUT ME
どみ子
どみ子
40代 ワーママ
40代でリノベした1児のワーママ 片付けが苦手→断捨離が好きなシンプリスト 「中道の精神」を意識し精進中
<保有資格> ・整理収納アドバイザー1級 ・宅地建物取引士

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