「ウチ断」感想

「ウチ断捨離しました」2023年8月29日放送分の感想

どみ子

暮らしのめぐりを良くしてくれる断捨離スキルが大好きで毎週「ウチ断捨離しました」の番組を視聴しています。

今回は2023年8月29日(火)放送分第179回「奈良発・400着の服に埋もれて…キャリア女性 50歳の岐路」についての内容と感想になります。

私の感想を一言でいうと「モノで心は癒されない。空間で癒そう。」

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奈良発・400着の服に埋もれて…キャリア女性 50歳の岐路

今回の相談者はモノに埋もれて。。50歳キャリア女性ユキさんのお話でした。

ストイックなまでに仕事一筋なユキさん。平日の夜10時に番組スタッフ伺うと、帰宅したばかりだそう。

2LDKに一人住まいのユキさんは大手企業の会社員

何事もこれと思ったら突き進むタイプ。

今は支店を任される管理職となり40名程の部下がいる立場だそうで、とにかく忙しい。

早速お部屋を確認していくと、リビングはモノで溢れかえっている状態。

テーブルの上にもソファの上にもモノが置かれていてモノで溢れている。

床には箱や日用品など、床が見えないくらいモノが置かれていました。

断捨離の準備をしようと収納からモノをだしたら、こんなに散らかったとのことでした。

どんなモノが多いか尋ねると、「雑貨関係、食器もですが、一番多いのが洋服」と言うミキさん。

次に、リビング隣の寝室にあるクローゼットの前にはハンガーラックに洋服がこれまた沢山。

廊下にも洋服や段ボールがたくさんありました。

納戸にしている部屋は奥に入れないほど、大量の洋服とダンボールなどのモノで床が見えない状態

仕事漬けのユキさんは、平日は毎晩帰宅が遅いので、肥満防止の為に夕飯はプロテインのみを飲むそうです。

部屋の中は物だらけで落ち着く場所がありません。

なぜこんなにモノが溜まったのかというと、忙しくて時間がなくてネットでついついポチッと購入したりするそう。

お洋服は一人暮らしなのに驚きの400着以上にも!

寝室は廊下に繋がる扉があるものの、服が邪魔で扉が開けられない状態。

ボーナスが入るとお得な服を20万円くらいまとめて購入していたそう。

会社では人が羨むバリキャリなのに家の中では足の踏み場もない部屋で過すミキさん。

今までがむしゃらに仕事に打ち込んで来たけれど、これからの転勤も考えると、このままの状態で引越しするのは大変。今のうちモノをスッキリさせ身軽にしておきたいということで断捨離を決意。

けれども、何を基準に捨てて良いかわからず困っているとのことでした。

バリキャリのユキさんは、やましたさんが訪問する前に作業をはじめます。

自分が出来る範囲で少しでも減らしたいとのこと。そして、作業を進めやすいようにスペース作りをするゆきさん。捨てる予定のものはベランダへ移動します。

次から次へと、使っていない便利グッズがでてきます。

納戸にも作業スペースを作る為にゆきさんは断捨離。いらないモノをどんどんベランダへ移動していきます。

断捨離すること6時間。床が見えるようになりました。

一人で断捨離できそうに見えるものの、服だけは全く手をつけることができませんでした。

バーゲンで買ったとはいえ、高かった洋服を手放すことができないでいました。

断捨離でできる女へ

そこへやましたさんが訪問。

作業するスペースが出来たとはいえ、まだまだモノは多い状態。

「手に負えないモノの量を買い集めてしまった」とやましたさん。

そして、問題のクローゼットへ。

洋服が多いことに驚きつつ、がむしゃらに頑張り続ける自分に対して、やましたさんは「たぶん、モノで自分を励ましてきたんだろうね」と分析。

「でも、モノではない。空間なんだよね」とやましたさん。

ユキさん、思わず、涙が溢れます。

自ら動いて大勢の部下をまとめるタイプのユキさん。毎日ヘトヘトになり休日は体を休めることで精一杯の状態

休日返上、弱音を吐かない前向きな姿勢が認められ管理職になりました。

でも、本当はユキさんは一杯一杯だったのです。

周りから見たら出来る人。誰も弱い自分をわかってくれない。それを励ましてくれたのが、洋服やネットショッピングで買ったモノでした。

「頑張った自分を認めてくれる人が身近にいないと自分で励ますしかないからね。じゃあモノだってなるよねっ」とやましたさん。

一般職の頃は、7年くらいで結婚して辞めようと思っていたが、公募をきっかけにやりがいのある総合職に。

部下のことで怒られたり、上司と合わなかったり、お客様に怒られたりと辛いことは色々あったそうです。

努力が認められ支店を任せられるほどの管理職まで登り詰めたものの、どこかで無理をしていた。

それがバーゲンやネットで買い込んだ大量のモノに表れていたんでしょう。

それを、やましたさんに指摘されたことで、ミキさんは涙目にながら「ストレスはないと思っていたものの、気づいていないふりをしていたのかもしれない」と話します。

モノで自分を励まさなければいけないほど、仕事一筋で走り続けてきた人生。

でも、それでいいのかとユキさんは考えていました。

やましたさんは質問します。

「自分にとって洋服ってなんだろう?」

「自分を魅せる道具かな?」っとミキさん。

「どんな自分に演出したい?どんな風に見られたい?」とやましたさんはミキさんに聞きます。

洋服には2つの役割があると話すやましたさん。

①体を守る

②社会からも守る

社会から守るというのは自分をどう演出するかが大事とやましたさんがアドバイス。

すると、ミキさんは仕事柄きちっとしてるように見られたいと。

「できる女としてふさわしい衣類を選び抜いていく。」これが洋服の断捨離基準になりました。

そして、やましたさんから「仕事が好きで家には寝に帰るだけなら、この部屋をホテルのような空間にしよう」と提案。

早速、ホテルのような家を目指してやましたさんと断捨離をスタート。

洋服を広げる前に部屋を占領しているダンボールにとりかかります。

箱の中身はまとめ買いした日用品たちが。。

お米やお茶の定期便が溜まっていました。

ダンボールがある程度片付いたので、いよいよ洋服の断捨離へ取り掛かります。

残すモノと処分するモノを分けます。

判断の基準は「仕事ができる女に見えるかどうか」

あんなに悩んでいたミキさんだったのに、判断基準が明確になると即断即決。どんどん断捨離が進みます。

さすが、できる女。

捨てる判断基準が決まったことで、不要なモノはどんどんベランダへ移動。

不要だけど。キレイな服は勿体無いので、リサイクル業者に査定することに。

売るモノと残すモノをクローゼットごとにわけて収納。売るモノは査定が終わるまでの一時保管です。

食べきれない食品や使ってくれそうな家電は人に譲るスペースへ。

思わずかったけど遊ぶ時間がないゲームなどは売るコーナへ。

それぞれ不要の中でも「譲る」や「売る」で分類していきます。

そして問題だった400着以上ある洋服は、選別したら一つのクローゼットに収まるだけの量に減りました。

やましたさんとの断捨離を終えてスッキリ笑顔のミキさんは「仕事に集中しすぎて、自分のことを後回しになっていました」と言います。

やましたさんは「もう少し、自分を大切にしてもいいよね」と言って、後にしました。

ユキさんはやましたさんのアドバイスで難関だった洋服を突破することが出来ました。

不用品を大処分。。本当に必要なモノは。。

やましたさんが帰られた次の日に、スタッフが再び訪問。

やましたさんが帰った後も夜遅くまで断捨離が進んだそうです。

寝室にはクローゼットの前にもハンガーラックにぎっしり洋服がかけられていた状態でしたが、「できる女に演出してくれる服」だけ選び、クローゼットにバックと選び抜いた洋服だけになっていました。

衣装ケースの中身も空っぽになったそう。

一晩で、どんどん断捨離が進んでいきます。やっぱりできる女は違います。

断捨離開始3日目も、寝室の断捨離を進めていきます。

猛スピードで要る、要らないが進みます。

スタートから3時間後には、寝室にあった開けられない扉がみごとに開閉できるように!

更に、不用品業者の手配をし、ベランダに置いてある不要なものを引き取ってもらいます。

不用品の処分は、時間も労力もかかり過ぎるので、お金がかかってもいいので業者にお願いした方が合理的とミキさんは考えたそうです。3tトラックにほぼ満杯。

更にリサイクルショップへ買取の手配し、着なくなった洋服やハイブランドのバッグなどを買い取ってもらいます。20点ほど買い取ってもらうことに。合計で15万円。

50歳になった今、自分にとって必要なモノは何なのか?考えるようになったユキさんは断捨離をしながらその答えを探していました。

更に、訪問者が。。。ユキさんのお母さんでした。

断捨離をしていると聞いて覗きにきたそう。

2・3ヶ月に一度はユキさんの様子を見ていたお母さん「帰ってもゆっくりできないだろうね」と部屋が散らかっていることよりも健康を気にかけていたお母さん。

モノだらけの家では仕事の疲れを癒せないんではないか?食事もとれているのか?とお母さんは気を揉んでいたようです。お母さんは心配をしていそうでしたが、多くは語らず。

それをユキさんも感じています。今回の断捨離はお母さんを安心させる一歩にもなりそうです。

その後ユキさんは着々と断捨離が進み、断捨離開始から1ヶ月経過後にスタッフが訪問。

モノで床が見えなかったリビングがスッキリ!以前は壁側には家具もびっしりで、家具の上にもモノが置かれていた状態でしたが、家具が減り、家具の上にはモノで積み上げられていないので、部屋が広くなったように感じます。

エレガントなお部屋になっていました。

隣の寝室も、モノで侵食されていたのが床が見え、ベッドにはベッドカバーまでされていて、ゆっくりくつろげそうな空間になっていました。

目標に掲げていた「ホテルの部屋」を目指し、ユキさんは成し遂げていました。

納戸として使っていたもう一部屋は、前よりもモノが増えてるような。。。

処分するモノはあるものの、仕事が忙しく処分まで間に合わなかったモノが多いので、もう少しスッキリするとのことでした。

家に帰るのが楽しみなったとのこと。これまでは仕事優先だったユキさん。

それでは心が疲弊してしまいます。

その悪循環を断つ為に断捨離をし、家で過ごし充実感を満たすことで自分を癒すことの大切さにきづいたユキさん。

心の余裕ができ、日々の食生活も変わったそう。お料理もするようになったユキさん。

プロテインをかき混ぜるだけの食事とは違い、快適生活を手に入れたユキさんの素敵な笑顔が印象的でした。

やましたさんがおっしゃていましたが、頑張る自分を認めてほしい。と思いつつ、自分で自分を認めてこなかった。頑張らなければいけないといつも思っていたんでしょうね。

「ウチ断捨離しました」8月29日放送分「奈良発・400着の服に埋もれて…キャリア女性 50歳の岐路」の感想

今回のお話は断捨離が成功し清々しい回でした。

自分にも厳しいミキさんだからこそ、「ご褒美くらいいっか」と購入したモノがチリツモで、大量になりどうしようもなくなってしまったんでしょうね。

私は仕事と子育てと自分だけの趣味があるので、キツイことがあっても気持ちを分散させています。

時々、モヤモヤすることはありますが、闇は深くならないように自分で自分を労うようには意識しています。何事もバランスが大事だなと感じました。

さて、バリキャリのミキさんの即断即決行動はとても気持ちよかったです。

流石、できる女は違うなっと。段取りの良さや、やましたさんが訪問されるからと事前に断捨離を始めるあたりの心遣いなど、見習わなきゃと思う部分も多々ありました。

忙しいからこそ、困らないようにと購入した定期便や日用品。不安だからこそ、購入してしまうのはミキさんだけではありません。

「不安」が理由でモノを購入する方は「ウチ断捨離しました」ではよくいらっしゃいます。

↑忙しく働いてたあきこさんも時間がないから不安でモノが増えていました↑
↑心配性のわかこさん。不安でマスクやスキンケア用品をストックされていました。↑

スペースに合わせたモノの量を把握していると、こんなことにならないのですが、忙しいを言い訳にせず、管理できるように時間を作るのも大切だなと感じました。

実際、忙しいとストック管理もなかなか難しいですよね。

私の場合、たくさんのモノは把握できないので、削ぎ落としてストック。種類によってストックの数をだいたい決めています。

ミキさんが断捨離できるのはきっと休日でしょうから、限られた休日をフルに活かして、不要品業者を読んだり、リサイクル業者を読んだりとすごいスピード。段取り良くて気持ちよかったです。

不要品業者はお値段は高くなる場合もありますが、この場から不要なモノがすぐになくなる。

処分の手間が省けるのでとてもミキさんには良い選択。

けれども、時間があるなら自分で一度処分する苦労を味わうのも一つの手です。

随分前ですが、私が断捨離初期の頃にベッドやダイニングテーブルなどの大物家具や、プラスチックの衣装ケースやおもちゃなど、細々したモノなどをわざわざ車に積んで、ゴミ焼却センターに2回ほど運んだことがあります。

車で片道40分、荷物を積んだり下ろしたり、手続きしたりと本当に手間でした。

私の場合はこんなに手間がかかることを2度とやりたくないと心に誓い、モノを買う時は慎重になろうと意識が変わりました。(それでも失敗することは多々ありますが。。トライ&エラーですね)

以前、やましたさんも仰っていましたが、モノを購入する時は、捨てる時の手間も引き受けなければいけないと。

ミキさんも、断捨離の大変さを知ったので、今度は買う時も慎重になるかもしれませんね。

そして、もっと自分を大切にして良いということ。

自分を大切にするということは、モノを買うご褒美だけではないと思います。

時には誰かに頼って、時間を作って日帰りでも良いので旅行へ行ったり、エステに行ったり、マッサージに行ったり、ゆっくり読書をしたりと労り方は色々あります。

ミキさんは休日の家での暮らしの充実がご自身を労っているんでしょうね。もっと充実すると買い物ではない方法で自分自身を労ることができそうですね。

なんだか明るい未来しか見えません。

そしていつも思いますが、応募される方が断捨離への意識や気合いの違いで、結果がこんなに違うんだなって感じます。

断捨離が成功した方の場合、師であるやましたさんのお話をしっかり聴き、理解し実行します。そして主体的に動かれている方が多いです。そして、前向き。

断捨離が失敗したなと感じた回の場合、<「番組の力」で断捨離をやってもらう。>とか、<やましたさんになんとかしてもらおう>と他力本願的な部分が言葉の端々に感じます。

番組的に断捨離が成功するばかりよりも、失敗のパターンもリアルで良いと思いますが、やましたさん自身も大変だろうなと。

<失敗だったなと思った回>

「ウチ断捨離しました」8月29日放送分179回から得た学び

今回の「ウチ断」から得た学び

モノだけで自分を励まさない。労わない。

スペースに合わせてストック量を考える

どんな空間にしたいか、どんな自分を演出したいかイメージすることで捨てる判断基準を見つけ出す

仕事や子育て・介護などで忙しい人は、片付け・掃除・断捨離は優先順位が低くなりがち。

だからこそ、掃除も簡単にできるように断捨離や片付けで理想の空間を作る必要があるなと思いました。

そして、モノを捨てる判断基準は人それぞれ。人と比べずどんな自分になりたいか。どんな空間で過ごしたいかじっくり考えることの大切さを実感しました。

本日も最後まで読んでくださってありがとうございました。



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ABOUT ME
どみ子
どみ子
40代 ワーママ
40代でリノベした1児のワーママ 片付けが苦手→断捨離が好きなシンプリスト 「中道の精神」を意識し精進中
<保有資格> ・整理収納アドバイザー1級 ・宅地建物取引士

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