「ウチ、断捨離しました」2024年8月20日放送分の感想
2024年8月20日放送分第225回「40代1K暮らし 私の人生はドコ!?」
今回は「40代1K暮らし 私の人生はドコ!?」放送分では、今回は、京都市のけいこさんと奈良市のまいこさん、1Kマンションに一人暮らしの2人の女性のお宅を訪問します。
京都市のけいこさんは、有名企業に長年勤務しており、一見しっかり者ですが、自信がなくモノで埋め尽くしています。
奈良市のまいこさんは、10年住んでいる家がごちゃごちゃしており、クローゼットにも物が詰まっています。
やましたさんから「モノを選び抜く」訓練と「捨てる覚悟」や限られている空間に合った暮らし方を教わります。
京都 1Kひとり暮らし ~もっともっとの足し算人生~
最初に訪問したのは、京都市に住むけいこさん(40歳)。彼女は広い1Kのマンションに住んでおり、ウォークインクローゼットにベッドやソファも置ける広さがあります。しかし、部屋は物が散乱し、片付けができない状況。これはキャリアアップを目指して資格試験の勉強に励んでいたためで、取得した資格も本人が満足いくものではなく、結果的に多くの物を手に入れてしまいました。
けいこさんは、「中途半端なので、自分にできることを探したいかもしれない」と涙ながらに話します。20代はジャニーズに夢中で恋愛には無関心だった彼女が、30代で結婚を意識し、結婚相談所でお見合いを重ねました。その時に使用した服やバッグがクローゼットに詰まっています。彼女は「最初は相手に色々と求めていたが、実は自分自身の問題だったのかもしれない」と気づきました。
3年前に結婚し、現在は仕事の都合で遠距離結婚中ですが、1ヶ月後には夫と一緒に住むため、今の荷物を10分の1に減らす必要があります。ここで、やましたさんが登場し、彼女の足し算人生を見直すための断捨離が始まりました。
もっともっとの足し算人生からの脱却
やましたさんは、けいこさんの部屋を見て、「今、断捨離中?これが日常的な光景?残念すぎるね」と指摘します。さらに、「自分に自信がないからあれもこれもと勉強してきた。でも、それが状況を悪化させてきた」と続けます。
けいこさんは婚活時代に使用した洋服を断捨離することで、「若いか、若くないか」ではなく「着たいか、着たくないか」という基準で選び直します。また、やましたさんは、彼女に「物は使ってこそ意味がある」と教え、使用していない新品の物も処分するよう促します。
結果として、けいこさんは物を次々と手放し、クローゼットにはゆとりが生まれました。彼女は「足し過ぎていて、自分が本来持っている物に目を向けられていなかった」と悟り、引越しを機に悪循環から抜け出し、自分と向き合うことを決意しました。
奈良 1Kひとり暮らし ~「とりあえずの人生」のツケが今・・・~
次に訪問したのは、奈良市に住むまいこさん(43歳)
ものすごく散らかっているわけではないが、なんだかとりとめもなく物が置かれている状態。
「自分はモノグサで手が届きやすいとことに置いてしまうそう」
撮影中に家の鍵を探すまいこさん。色々探して結局見つかりました。
ちなみに恥ずかしいのでマスクを着用したまま出演されるそう。
まいこさんは2人姉妹の長女。短大卒業時は就職氷河期。
非正規雇用の派遣社員してさまざまな仕事をされてきたそう。
30代になると親から自立しろと言われて、実家を出て1Kマンションに住み始めたそう。
彼女の部屋は、物が散らかっているわけではありませんが、何となく物がとりとめもなく置かれている状態です。
やましたさんが訪問し、床も散らかっていないので、そこまで重症ではないのかなと話します。
「見えないところがどうかな?」とクローゼットの中をチェック。
やましたさんから一番の悩みは?と聞かれると。
「場所(定位置)が決まっていないので、あちらこちらに物を置いてしまう」とまいこさん。
するとやましたさんは、「探し物をしなくて済む状態をつくれば良い」と提案。
まいこさんは「場所が決まっていないので、あちこちに物を置いてしまう」と話し、やましたさんから「本気で物を減らせば、探し物は無くなる」というアドバイスを受けます。
やましたさんは、まいこさんが本気で物を減らす覚悟がついていないことに気づきます。
やましたさんは「甘いから現状認識も甘い。決断しきれていない部分がそのマスクだよ」
曝け出す覚悟がないと本気で物は減らせないとやましたさんに詰められて、マスクを外して覚悟を決めクローゼットの断捨離に挑みます。
断捨離開始後、毛玉のついたボロボロの寝具を見てやましたさんが「悲しくない?悲しいのを見にまとってどうする?これが洋服だとしたら?」
まいこさんは「洋服なら捨てます」
やましたさんは「誰にも見せないものだけど、洋服といっしょだよね。家で自分を大事にしていない」と言います。
人に見えないところでも良いものを自分にも与える。
そう意識を変えて、改めて服の断捨離に取り組みます。
何度も選別を繰り返すことで、本当に着たいものを選び抜けるのです。
やましたさんの指導を受け、クローゼットの中の物を一つ一つ見直し、自分にとって本当に必要な物だけを残していく作業を進めます。
最終的に、ぎっしり詰まっていたクローゼットがすっきりと整理され、探し物をしなくても済む環境を整えることができました。
自分を大事にすることの意味
翌日、まいこさんはベッドの下から大量の履歴書を見つけ出し、それをビリビリに破いていきました。彼女は「いつもとりあえず」と受け身になっていた過去の自分を振り返り、断捨離を通じて自分が本当にやりたいことを見つけ出そうと決意します。
その後、彼女は部屋をすっきりと片付け、鍵置き場を作るなど、物の定位置を決めることで、自分にとって大切な物だけを残していく生活を始めました。
最終的には、断捨離を通じて自分のやりたいことのヒントを見つけることができたと話していました。
エンディング
女性の40代は難しいなと。一人暮らしや家族がいるに関わらず、非常にう難しい年代だと思うと話すやましたさん。
私ってこんなもんかな?こんなはずじゃなかったと心中で交錯すると思う。
諦めてはならないことと、諦めなくてはならないこと。その見極めがつかない。
トライ&エラーをしながら私たちは成長していくと締めくくっていました。
この放送を通じて、40代の女性が抱える悩みや葛藤を深く感じました。
ひとり暮らしや家族がいる中で、自分自身と向き合いながら新しい生活をスタートするための第一歩を踏み出す姿は、視聴者にも共感を呼ぶものでした。
断捨離で得られる自己認識の深まり
やましたさんは、断捨離を通じて非常に重要なことを伝えていました。
けいこさんのケースでは、「自分を大切にしていなかった」ことが、部屋の混乱を招いていた原因とされました。彼女は常に自分に自信がなかったから、自信をつけるために、足し算をするように物を増やし続け、結果として自分の生活空間を乱してしまったのです。
また、まいこさんに対しても断捨離への覚悟が足りないと指摘し、まいこさんがクローゼットに物を詰め込んでしまうのは、やはり自分を大切にしていないからだとやましたさんは述べていました。
このように、断捨離の過程で何度も選別を行い、自分が本当に大切にしたいものを選び残すことが、真の自分の姿を見つけるための重要なクリアリング作業なのだと感じました。
自分を大切にするというのは、物を買い与えるだけではないのだけど、ついつい物で心を埋めようとしてしまうのもわかるので、「自分を大切すること」の意識を持つことがまずは大切かなと感じました。
「うち断捨離しました」の感想
1人目のけいこさん、何度も涙が出るくらい、追い込まれていたんだと思うと辛かったです。根深かったんでしょうね。でも、新しいスタートが切れて良かった。
途中で、値札付きのポーチやバッグ、衣類など処分するのを惜しそうにされていました。
きっと、1人の断捨離だと、当然残す物になっていたのが、やましたさんの説得と後押しのおかげで、痛みを伴う断捨離を実行されていて素晴らしいなと。
散らかり過ぎた部屋の場合、最初は痛みを伴う断捨離は必要かなと私は考えています。
何度も選別する断捨離も良いですが、時間がかかってリバウンド率が上がるので、このやり方は荒療治ですが、劇的に変わるので個人的には好きです。
もう二度と無駄な買い物はしたくないと思いますしね。
新品を捨てる辛さ。こんなに痛みを伴うことはないです。
次に2人目のまいこさん。
私的にはもう、好きなこと探しをしなくても良いと思いました。日常の小さな好きを見つけるだけでも十分かなと。
やりたいことを無理に見つける必要はないし、探さなくても実は近くにあったと気づくこともあると思います。
毎日、生活をルーティン化することで、心も体も健康になると思います。同じ40代だからわかりますが、無理して新しいことをすると、ルーティンが崩れると、体に影響が出てしまい、仕事にも支障が出る年齢になってきています。
無理せず、家の中を清潔に整えるだけで、家がパワースポットになり何か気づきがありそうな気がします。
お二人の断捨離をみて、私もまた断捨離をして、無理せず、家も人生もピカピカにしたいなと思いました!
本日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
その他のひとり暮らし女性の断捨離の記事はこちら