「ウチ断捨離しました」2024年7月2日内容と感想
20年のタメコミから脱出。ルールを作って素敵な家を取り戻せ!
今回は、2024年7月2日(火)放送の第219回「ウチ、断捨離しました!」の「パンク寸前! ルールなき“友達家族”の奮闘記」についてご紹介します。
エピソードの舞台は、埼玉県郊外ののどかな町に住むゆうみさん(50歳)の家です。ゆうみさんは、20年以上ため込んだモノを減らして素敵な家を取り戻すために断捨離を決意しました。今回はその奮闘記をお届けします。
ママも子どももタメコミの家 初めての断捨離
ゆうみさんの家は5人家族で、長男、長女、次男、そして綺麗好きな夫カズヤさんと暮らしています。しかし、和室には使っていないイスやこたつ、布物、建築模型などが大量に積み上げられ、特に長男の大学時代の建築模型が捨てられずに残っています。さらに、長女のななこさんの荷物も和室に溢れ、リビングにも侵食しています。
リビングは、コロナ禍以降家族がよく集まる場所となり、物で溢れかえってしまいました。かつてはモデルルームのように整っていた家も、今では片付けのルールがなく、無法地帯となっています。
特に難敵は長女ななこさんで、断捨離には乗り気ではありません。ゆうみさんが片付けなさいと言っても効果がありませんでした。家族の協力が必要な中、人気うどん店を4店舗経営するパパは、「片付けは大賛成だが、家族を否定しないか心配だ」と話します。
断捨離提唱者、やましたさん登場
断捨離提唱者のやましたさんが訪問し、リビング横和室の建築模型を見て、「これは長男が練習したもので、これからもっと素敵な作品ができるので必要ない」とアドバイス。
過去ではなく未来を見据えることが大切だとゆうみさんに伝えます。
また、共有スペースにはルールが必要だと強調し、ウォーキングクローゼットのカオス状態を解消するための助言も行いました。
断捨離のルール作り
ゆうみさんは子どもたちの自主性を育んできましたが、最低限のルール設定が必要です。
リビング横の収納には書類や雑貨、使っていない炊飯器まで詰め込まれていました。
やましたさんは、決断を先延ばしにして物を隠していると指摘し、片付けのルールがないことを理解しました。
家族の協力
3階のロフトは夫カズヤさんのスペースで、トレーニンググッズが多数あります。
やましたさんは「ここはこのままに残しておこう」と提案し、最初の一歩としてロフトへの階段の裏側から断捨離を始めることを勧めました。
やましたさんは「ご主人に敬意を表し、ご主人のスペースを綺麗にしよう」とゆうみさんに呼びかけたのです。
長女との衝突
長女ななこさんは断捨離に乗り気ではなく、ゆうみさんとの衝突が避けられません。
やましたさんのアドバイスを受け、長女に片付けを強要せず、ゆうみさん自身が模範となることで、家族全体に断捨離の意識を広げました。
ゆうみさんの断捨離計画
ゆうみさんは、自分の服やフラダンスの衣装、トールペイントの材料などを断捨離します。「新しいや古いに関わらず、今着たいか、着たくないか」で判断するとやましたさんのアドバイスを実践しました。趣味のものも思い切って処分し、家全体をすっきりとさせていきます。
家族の変化
断捨離を始めてから家族の間に変化が見られました。次男が収納棚を家族それぞれのスペースに分けるアイデアを提案し、リビングの整理が進みました。
長女もついに断捨離に前向きになり、家全体が新しい空間を取り戻します。
最終章 生まれ変わる家と家族
断捨離開始から1ヶ月後、ゆうみさんの家は大きく変わりました。
リビングには大きなソファがあった場所にテーブルと椅子を配置し、キッチン下のカウンターを処分して開放感を出しました。
モノで溢れかえっていたリビング横の和室は、ゆったりとくつろげる空間に生まれ変わり、家族全員が快適に過ごせるようになりました。
ウチ断、 私の感想
今回もやましたさんの格言がいっぱいありました。
- 過去ではなく未来を見据えることが大切
- 共有スペースにはルールが必要
- 新しいや古いに関わらず、今着たいか、着たくないかで判断する
- 収納スペースにモノを突っ込むのは決断を先延ばしにして物を隠している
- 片付けるためにものはいらない(パパの一言)
印象的だったのは、パパの一言「片付けるためにものはいらない」です。
私も過去にインスタや雑誌で素敵な収納を見ては収納グッズを買い揃えたものの、断捨離を進めるうちにそれらを処分する羽目になりました。
モノを減らせば、収納グッズに頼らずとも取り出しやすくなることを実感したのを思い出しました。
ゆうみさんの家族は、断捨離を通じて家族それぞれが家族のために行動する素晴らしさを見せてくれました。それぞれが想い合っていることが感じたハッピーな回でした。
親の背中を見せることで、成人した子どもたちにも断捨離の意識が芽生えたのではないかと思います。親が頑張っている姿を子どもが見ることで、自然と動くようになるんですね。
親は気長に見守ることが大事だとはわかっていても、ついつい。。。
反省すること多々あるなと自分にとっても大変お勉強になった回でした。
片付け、整理収納、断捨離、意味は少し違うかもしれないけれど、でも目指すのは同じ心地よい空間づくり。
空間づくりの過程で疲れた・汚れた・醜い心も削ぎ落とせるのは、修行ではないか。
家がキレイになって心もキレイになるなんて、やっぱり片付けは最高!
早速、ウォークインクローゼットを見直したくなりました!
本日も最後まで読んで下さってありがとうございました!